ビタミン(ブログ)に書いた記事のカテゴリーの中の「忘れられない話」は
まさに私にとって忘れてはいけないエピソードなので「雑記帳」に保存しておこうと少しずつ作業中です。




「無題その後」



昨年11月6日にブログに書いた「無題」

友人の息子さんが亡くなったあのこと。

この記事を息子も娘も読んでいて、気にしていたので

きょうは、少し、「その後」の話を・・





彼女とはジムが一緒なので

あの後も何度か、ジムであって一緒のレッスンを受けてもいた。

ふたりとも以前と変わらず。

そして、話題には決して「そのこと」に関しては無く。

私は、時々でも彼女がジムに来て

汗をかきながらエアロを踊っているのを見て心でエールを送っていた。


昨日の昼間

彼女が仕事が休みだといって、今年になって初めてジムに来た。

エアロとパンプ(バーベルを使って音楽に合わせて運動)を一緒にやる。

運動後、ストレッチをしながら彼女といろいろ話す。主に私が聞き役。

やっぱりジムに来て身体を動かすのはいい♪と彼女。

もっと来れるようになりたいとか、仕事も部署を変えてもらえるように申請してるとか・・

その中で、ふと出た言葉が・・

「息子が死んでから泣き虫になっちゃって・・」

彼女の口から「息子」「死」という言葉が・・。

そしてそれからは

家にいるとイロイロ考えて・・とか

御主人が最近、ようやく笑うようになったとか・・


私は彼女の言葉の一つ一つに頷きながら

私からは何も言わなかったけれど

「そのこと」が彼女の口から出たことが、とてもとても意味あることだと

内心、深い思いで聞いていた。

暗い穴から、まだ這い上がる事ができなくても

彼女は確かに自分の足で上へ登ろうとしている・・そう思った。



彼女の話の中にこんなことが。


「親って有難いね。親がいなかったらダメだったかも。

母がね、何も言わずに一万円差し出して

『二人でなんか美味しいものでも食べな』って・・」


その話を聞いたときは正直、胸の奥が熱くなって困った。

彼女のお母さんは、孫を失ってどんな思いでいたか

でも、お母さんは自分の娘の

「母」としての悲しみや苦しみに思いを馳せた。

親ってね。

そういうものだね。

「親は幾つになっても親だね。
  親にとっては子供は幾つのなっても子供なんだね」

「全くね〜!この年になっても親に頼ってるようじゃダメだね」

「いいんじゃない。頼れるときは頼って・・」

「カミさん、明日、ジムに来る?」

「来るよ」

「じゃ、私も来よう♪」

そんな、また他愛ない話をして別れて・・



そして今日、

実は私・・

夕べワインを飲みすぎて二日酔いだったけれど、

ダンさんにアッシー君してもらって

なんとかジムに行った。



そこには昨日と同じくらい元気な彼女がいた。

                           
         2009年1月11日記
                               

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