新穂高温泉 穂高荘 山のホテル (再訪)

             17年12月下旬
平日ひとり13,800円(税込み)
(プランによってかなり幅広い価格帯がある)
四月の下旬に、この「山のホテル」に泊った時に
「館内利用割引券」なるものを二枚貰った。
一枚に付き、宿泊料を1000円割引。
更に冬期なら一枚につき2000円割引くというもの。
このホテルは宿泊料に幅広い設定があるので、
この券を使わなくても
安く泊まれるプランはいくらでもあるんだけど
貧乏性というか小市民というか・・こういうのに弱いのだ。
一年間限り有効・・なんぞの文字につられての再訪となる。

モチロンそれだけじゃない。
前回来た時に、あの大きな露天風呂を
本気で気に入って、是非、雪見露天風呂を実現したいと思った。
宿泊当日の観測史上まれに見るという大雪が
ちょっと予定外ではあったけれど。
13800円の宿泊料が2000円引きで@11800円♪
従業員の方達も皆、相変わらず感じよくて、大満足でした。
「再訪」と言うことで
あまり新しい情報はありませんのであしからず(^_^;)
例年になく降る雪が、当日の朝も止んでくれなかった。
雪があるのは歓迎だけど、吹雪の中を走りたくないな〜とダンさん。
でも高速に入ったら、それほどの雪じゃなかった。
え?画像を見るとかなりあるって?
こんなの「雪」のうちに入らないんだよ。
ほら、まだ地面が見えてるもの。
平湯トンネルに入る辺りでもまだまだ余裕。
松本辺りは雪も殆どなかったしね。
なんか拍子抜けだね〜。
カミさんは暢気に言いながらカメラを構えてる。
ダンさんは「だといいけどね・・」と空を眺める。
これからがそろそろヤバイかも・・と
ハンドルを握りしめる。
ホントだ。
だんだん雪の量が半端じゃなくなってきた。
道が真っ白でツルツルでしかもまだドンドン降ってくる。
ワイパーが凍って、前がよく見えない。
上り坂で一度止まってしまうと
タイヤがスリップして動かなくなるから
狭い道での対向車とに行き違いも「上り優先」にしてもらう。
道もガチンガチン。二人の身体も緊張でガチンガチン。
カミさんもカメラを構えるどころではなくなった。
それでも早めに家を出たので
お昼過ぎには早くも目的地に着いてしまった。
せめてもう少しまともな天気なら
どこかに立ち寄り入浴するつもりだったけれど
この天気じゃ一刻も早く運転から解放されたい。

「チェックインの時間までロビーで待たせてもらおうよ」
普通なら3時間も前に宿に入るなんて考えられないけれど
今日は特別でしょ。
ホテルでは係員が黙々と雪かきをしている。
顔が心なしか「ウンザリ」してる。
だろうねえ・・
宿の人に声を掛けると
こころよく受けいれてくれた。ほっ。
ロビーではストーブが燃えていて
外の大雪が嘘のように暖かい。

ダンさんも緊張した運転続きだったので
ほっと一息。
安心したら小腹が空いたな。喉もカラカラ・・。
ファイヤーラウンジに
自動販売機のコーナーがあると聞き
そこで軽く腹ごしらえする事に。
自販ラーメンや
飲み物など売ってる。

でも、まともに食べちゃ駄目。
夕飯が食べられなくなるから。
それでもビールだけは外せない(笑)
たこ焼きをオツマミにして
無事にここへ辿り着いた事へ、乾杯〜!

周囲では客を迎えるべく従業員の方が
忙しく働いている。

ゴメンネ〜、昼間からくつろがせてもらってま〜す。
再びロビーに戻ると、まだチェックインまで1時間以上あるのに
早めに部屋の準備をして案内してくれた。感謝。
今回の部屋は正面玄関の上の当たる「東館」の洋間。
前回泊った部屋に比べると
こちらの方が窓も家具もクラシックな雰囲気にまとまって
「山のホテル」という名前により合ってる感じ。
個人的には前回の部屋よりココの方が好みかな。
ホテルだけれど、浴衣です。
ホテルだけれど、この格好で館内を歩いてもOKです。
バストイレはこんな感じ。
ビジネスタイプよりちょっと広め。
シャワーが不調で出なかったけれど、
もともとバスは使わないから問題なし。
でも「アンケート」には一応書いておいたけど。
いつものように部屋でお茶を飲むのもそこそこに早速露天風呂へ。

この吹雪でしょう。
どうしようかな・・・と思ったんだけど、窓から外を見るとさっきより幾分雪が弱くなった気が・・
空も幾分、明るくなった気が・・気だけなんだけど・・
ヨシ、行こう!せっかくここまで来たんだもの。
露天風呂に入らずにおくものか!・・・って、敵討ちじゃないんですから(^_^;)
露天風呂へは道路を渡って行かなくてはならない。
(詳しくは前回のレポ参照。)
道路への通路にはこんな靴がたくさん並んでいた。
春に来たときはサンダルだったっけ。
長靴のサイズがたくさん揃っていたけれど
例えば外国の人向けの
大きい足のサイズもあったのかな?・・と、
これを書きながら、つまらないことを思い出している。
露天風呂に行くためのケーブルカーに向かう。
こんな格好をしないとたどり着けない。
浴衣で来なくて良かった・・
ケーブルカーを降りてからも
露天風呂への道は雪で埋まっている。
でもここまで来ると入りたい一心。
寒くも冷たくもなく、足取りも軽い。
ん?ちょっとヘッピリ腰。
雪をかき分けかき分け
やっと混浴露天風呂に♪
わぁ・・雪だ。雪見温泉だ!
これが見たくて
これを感じたくて来たんだから。

あとはもう、顔に雪が掛ろうと
吹雪で髪が乱れようと
そんなことモロともせず、大好きな温泉を堪能。
宿泊客は沢山いたけれど
この天気で露天風呂に入る物好きはあまりいないらしく
貸切り状態。
でも、夜、入ったときには、いました。物好きが。
滋賀県から来たというご夫婦と一緒になって
雪の降る暗闇の中、
顔もよく見えないまま楽しくお喋りした。
西の方は例年にない雪の影響で
交通網が軒並みマヒして
ここに到着するのが大変だったとか。
後から知ったのだけれど
このホテルでは団体のキャンセルも出たみたい。

そんな世間の大変さをヨソに・・

吹雪の中でも嬉しさが滲み出てるカミさん

「どうだ〜〜!」
吹雪に果敢に立ち向かうダンさん
「う〜・・さぶい・・」
すぐにギブアップ・・軟弱。
この後、ホテルのシャトルバスを使って同グループの宿「山月」の露天風呂にも入ってきた。
(その話は「立ち寄り入浴編」で詳しく)

食事も和食・洋食と選べるけれど、今回も和食をセレクト。
食事の内容は基本的には前回とさほど変わらなかったけれど
今度の方が、満足感が多かったんだ・・これはダンカミ共通の感想。
料金体系がいろいろな分、部屋だけじゃなく料理などが微妙に変わるのかも・・当り前か。
食事のメニューについては「食事編」に詳しく載せたので興味ある人はそちらをどうぞ。

食事の時にも仲居さん、ボーイさん、ウェイトレスさん・・と
勝手に呼ばせてもらうけれど
常に宿の人が甲斐甲斐しく動いていて
気持のいい時間が過ごせた。

食後はまた温泉に入って
降りしきる雪を眺めながら靜かな夜を過ごす。


次の日の朝、窓から外を見ると・・
まだ降ってはいるけれど
昨日より幾分マシかな。

ホテルの玄関前の駐車場は
昨日からずっと係員さんが雪かきしているから
なんとか埋もれるのは免れている。

このホテルは客から車のキーを預かって
地下の駐車場に移動するので
ここには一台も停まっていない。
もしも昨晩ここに車があったら
埋まっていたに違いない。
これは窓の外に見えた氷柱です。つらら。
この旅行中、すっかり見慣れた光景です。
10時のチェックアウトを済ませてからも
ロビーでコーヒーを飲みながら
今日の予定を練る。

実は今日、奥飛騨でもう一泊する。
それもここから目と鼻の先の宿。
本当は今日一日、湯めぐりするはずだったのだけれど
この雪だから、多少の計画変更は仕方ないか。

外に出てみると、雪の量は相変わらずだけれど
空が少しは明るくなったようだ。
そろそろ出発しますかね。

前回もそうだったけれど
気を遣わないでノンビリできて、とても居心地良かった。
やっぱり来て良かった・・お気に入りの宿です。
食事編へ

HPのトップへ
穂高荘 山のホテル
〒506-1421 高山市奥飛騨温泉郷神坂577-13
TEL:0578(9)2004(代) FAX:0578(9)2770