わざわざ         
5月の下旬、お宿に泊まった翌日の土曜日の事

予定していたお目当てのカフェに行く前に、

ちょっと探してみようよと思うパン屋さんがあった。

それが、この「わざわざ」

カフェでなくパン屋さん・・

「わざわざ」

この名前が気になって、行ってみたくなったのだけれど

名前だけでなく、わざわざ、行った甲斐がありました♪

ダンさんが地図をウロ覚えだったので、ちょっと探すのに苦労してしまったけれど
畑の中に点在する瀟洒な家の中の一軒が・・「わざわざ」だった。

農道を走っていると、この方向からの建物が
最初に目に入る。

店・・らしくない。通り過ぎてしまいそう

しかも、庭に小さな子供さんと、若いおかあさんが出ていて

週末ののどかな光景そのもの。

でも・・
通り過ぎようとしたら、あった。

一番上に載せた「わざわざ」の看板が♪

お店はテラスの反対側だった。

時間は10時過ぎ。

お客がいないようだけれど・・まだ早かったかな?

ダンさんが車から降りて
様子を見に行き、すぐに戻ってきた。

「11時オープンだ。まだ1時間もある」

次の予定もあるので、

諦めようかと思いながら

建物周りや塀や庭やエントランスが
とても気に入ってしまったので
写真だけ撮りたくなった。

テラスに、多分お店の奥さんらしい人がいたのを思い出し

「写真だけ撮らせてもらえるように頼んでみる」と車を降りると

店のドアから人が・・

さっき、お子さんとテラスにいた女性だ。

「すいません。開店が11時なので」と言われ

「外回りの写真だけ、撮らせてもらっていいですか」とお願いしようとしたら

「もうパンが焼けましたので、あと5分ほど待っていただけたら

お店を開けられますが・・」と言われた。

え?いいんですか??

わ!嬉しい。

勿論、待ちますとも。
きょうは夏のようないい天気!

待つ間に可愛い小物を撮ったり
周囲の本当に深呼吸したいくらいの(実際、思い切り深呼吸したけど)

のどかで気持ちいい景色を眺めていたり・・
間もなく

さっきの女性がシンプルな暖簾を掛けて

「おまちどうさま」とドアを開けた。

OPEN!

私達だけのためのOPEN!
ちょっとワクワクしてお店の中へ。

わ!やっぱりね〜

思ったとおり可愛くて小さなお店。

まるで玄関で(多分、本当に玄関スペース)

パン屋さんごっこをしてるような、そんな可愛いお店。

でも、ディスプレーも、お店の女性も

とっても感じいい!

ナチュラルな雰囲気で・・

う〜ん、カラーで言ったら「生成り色」
おいしそうなパンは種類は少ないけれど

どれも欲しいくらい存在感がある。

「初めて来たのですが
どれがおススメ?」って聞いたら

カウンターから出てきて
私の隣に、私と同じようにしゃがんで

ひとつひとつのパンの材料や口当たりや
美味しい食べ方を丁寧に教えてくれた。
なるほどなるほど・・
どれもやっぱりおいしそうね〜
迷うね、ダンさん、どうする?
幾つか決めて、食パンを切ってもらっている間に、少しお喋り。

なんと6月から秋まで改装のために休業するって。

えええ〜っ!そうなの?残念だけれどその前に来られて良かった!
パンを焼くための石窯を作るのですって。

私が残念そうにしていたら
「週末に、知り合いのCAFEで、うちのパンを売ってもらっているんです」と言いながら

なんと「YUSHI CAFE」の名前を口にした。


ええええ〜っ!とまたまたビックリ!

「昨日、行ってきたのよ、YUSHI CAFE」と叫ぶ(?)と

「え!そうなんですか、私も暇があると行ってます」と嬉しそう。
そして

「うちとYUSHI CAFEを
セットで来てくれるお客さんが多いんですよ
」と。

わかる〜、なんか、とってもわかる〜

「私達も今度セットで訪ねます」って
言ったら

「裏の近道があるんですよ」って、
詳しい地図を描いてくれた。
慣れた様子でサラサラッと。

いつも描いてるんですって・・やっぱりね。
「ここを走って・・この道、細いですけど
思い切って行っちゃってください」とか

説明も慣れている様子でとても面白かった・・もとい
判りやすかった。
パンを幾つかとオーガニックのオリーブオイルを買った。

「焼きたてだから、袋の口を少し開けておきますね」
繊細な心配り。

楽しい会話・・とっても心が暖かくなった。

素敵なパン屋さんを見つけた。

気持ちのいい人に、出会えた。

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