甘いものや 梅の蜜
上越館」という宿がある。

みなかみの人気宿で予約がなかなか取れないそうだ
(現に以前、フラれた事がある^_^;)

こんなに人気が出るず〜っと前に、あるネット友が絶賛していていた。
彼の撮った宿のお料理の美しさに目を見張った記憶がある。
「ダンカミさんも絶対気に入る」って言ってくれたっけ・・
そのうち、彼の予言どおり人気宿になり、改装もされ、料金も上がり
ダンカミ的にはフラッと行かれない宿になったけれど。

なんで「上越館」の話になるか?

今回行ったcafeは、その上越館が同敷地内で営んでいる所ゆえ。

今回のcafeは、上越館の娘さんが営んでいる所ゆえ。

接待も料理も非常に評判のいい上越館が営んでいる所ゆえ。

そもそも、みなかみに行くという話をネット友のみーしゃさんに話したら
強力に「ランチを梅の蜜で!」・・とプッシュされた。
そして、事前予約をしたほうがいいともアドヴァイスいただき・・

梅の蜜は、甘味処というイメージが強かったけれど
実はとてもランチが美味しそうだと知り、アドヴァイスに従って予約(これが大正解)

宿泊した宿を出て
梅の蜜に着いたのは11時で、予約時間とピッタリ


テラス窓から、お店の中が少しだけ見えて
平日だけれど、もう先客がいるようだ。

暖簾をくぐり網戸になっている引き戸の玄関を開けると
「いらっしゃいませ」と明るい声が返って来た。


名前を告げると「お待ちしておりました」と
ショートカットのハキハキした女性が案内してくれた。
ここのオーナーだと思われる。
店内は、それほど広くないけれど、天井が高く
何よりも周囲の緑がテラス窓からポーンと目に飛び込んできて気持ちいい。

店内も飾りすぎず、小物や照明が視線を計算した位置にある。
センスのいい、気持ちの良いインテリア・・+外の景色。

始めは数人のグループ客が窓側の席にいて歓談していたので
少し奥まった席に着いて、
店内や外の景色を楽しんでいたけれど

そのうち、先客が帰ってしまうと
オーナーが「あちらの席のほうが景色がよく見えますからお移りくださいね」と促してくれた。
この心地いい空間ならどこでも良かったけれど、
気配りが嬉しく、遠慮なく窓の傍の席に移動させていただく。

う〜ん、・・

どこでもいいと思ったけれど、やっぱりここが特等席だ(笑)

目の前の景色が独り占めできる気分になる。

こんなに天気の良い日なら尚更だ。

上越館の敷地内にある店と聞いていたので、

すぐとなりに旅館が建っているかと思いきや
敷地が広いので、お宿は少しだけ歩いた先に建っていた。

↑に写っているのは
上越館の貸しきり露天風呂らしい。
この小屋の向こうには川があって、その川のほとりに露天風呂があるようだ。
普段なら、
さぞかし気持ちがいいだろうなあと羨ましく眺める所だ。

でも、今が真夏の太陽がギラギラしている季節なのが幸いして、
屋根のない露天風呂に入りたい感覚にはなれないのが良かった(^^ゞ

でも、夏以外だったら絶対に入りたくなって困ったろうな。
ここってランチつきの日帰り入浴の設定があったような気がしたけれど・・
お店にはオーナーの他、何人か女性スタッフがいて

みなとても感じよく礼儀正しく気持ちいい。

この時点で既に「いい店に入った」と思わせる。

スタッフが水の入ったピッチャーを持ってきてくれる。

ご覧のように憎い演出。

この時点で既に

「美味しいものがいただける店に来た」と思わせる。
オーナーがメニューを持ってきてくれた。

既にダンさんが予約の時に「秘蜜のランチ」とやらを注文してあるのだけれど

オーナーさんが

「お肉でなくてよろしいですか?」
ランチメニューの中のローストポークor水上豚の香草焼きもあることを教えてくれる。

う〜ん、そうだなあ・・お肉の好きなダンさんは捨てがたい。

じゃ、ローストポークor水上豚の香草焼きを一つずつ、とダンさん。


すると、オーナーがニッコリ笑って頷いて、それから私のほうを見て

「両方、お肉でよろしいですか?お魚もご用意できますが」と。

え、なんでお魚好きなのわかった?(笑)


と、言うことで私だけお魚にしてもらって、ダンさんはローストポークに決まり。

もう一度オーナーがニッコリ笑って厨房に下がって行った。



こうしている間も
夏休みのせいなのか、平日にも拘らず、次から次へとお客が。

そんなに広くない店内。

聞いていると、大概の客は予約のようだ。

後からのオーナーの話だと、最近は特に予約をしてからのほうが確実との事。

これだけ人気があるという事は、食事も期待できるだろうね・・と。


しばらくすると、スタッフが前菜を運んでくれた。

勿論、丁寧な説明つきで

「飾りのハーブも食べられますのでお試しください」と言って下がっていった。

(説明を復唱できないのは、いつもの事で・・)
スープも。

キュウリと玉葱と挽肉団子のスープ。

前菜もスープも、口に入れてすぐに
2人で目で「うん、いけるね」と言い合った(笑)

口に含んだ途端に満足感が広がるんだもの。
美味しいってこういうことだね、と改めて。


ライスかパンをチョイスできるのだけど
今回は2人ともライス
ダンさんのローストポーク。

季節野菜もタップリと添えてあり
キュウリとディップはグラスの中のクリームチーズのドレッシングで。

ハーブは勿論いただける
そして

こちらは、鮎。

鮎の唐揚げが、たくさんの色とりどりのサラダと
オリジナルのドレッシングと共に
涼しげな器で運ばれて来る。


ここでもスタッフの女性が、丁寧に説明してくれる。
いただきかたも。

その時点では、そのとおりいただいて、もうニコニコだったけれど
ここでも説明を復唱できない私をお許しくださいm(__)m

二皿とも
見た目にも美しく涼しく、当然味も上品で
いただきながら、本当にここに来て良かった、と心の中でVサイン
そして、このcafeの親とも言える
上越館のお料理って、どんなに素敵だろうと
改めて思ってしまった。
食後の珈琲とデザートをいただきながら
エアコンがないのに自然の風が気持ちよく抜ける店内から外を眺める。


ふと、オーナーが水辺に下りて何かしている姿が目に入った。
タモを持って・・鮎だ!
食材の鮎を生簀から獲っている・・新鮮で美味しいわけだ・・

さっきいただいた味を思い出して、
なんだか益々満足感が広がった(*^_^*)
非常に満ち足りた気持ちで、席を立った。

店内ではまだ他の客がみな、美味しそうに楽しそうに
いい顔で歓談している。

カウンターで自家製のパンや飴などを購入しながら
オーナーさんと少しお話しする。

きょうはとても来客が多くて忙しそうだったけれど
僅かの間の会話でも、とても客を惹きつけるのがわかる。

お店が暇なとき(ってないかもしれないけれど)に
ゆっくりお話できたら楽しいだろうなと思わせる雰囲気を持つ
このオーナーの存在は大きいと思う。

上越館の娘さんという事だけれど
この女性の人柄に触れて
ますます上越館がいい宿なのだろうと想像できた。

店を出て、駐車場から車を出す間も
ずっと玄関の外で待っていて、最後まで見送ってくれた。

お店の中は本当に忙しいだろうに・・


美味しい時間をありがとうございました。

ごちそうさまでした!




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〒379-1727 群馬県利根郡みなかみ町大穴780
(ゆの宿 上越館敷地内)
  TEL:0278-72-4573 
  第3水曜日・木曜日 定休