戸隠 奥社の杉並木

戸隠(とがくし)の名の由来って知ってますか?
「古事記」の中に天照大神が天の岩戸に閉じこもった話がありますね?
(簡単にストーリーを書きました。ここにどうぞ
その時、天手力男命(タジカラオウ)がこじ開けた岩戸が、
ここまで飛んできて、その岩戸が戸隠山なのだそうな。

そういうわけでここ戸隠には、天に岩戸を開いたときに協力した神様達が祀られています。
宝光社、中社、奥社それぞれ趣があり、神様の紹介も一興ですが
私達の一番のお気に入りポイントは奥社に行く途中(参道)の杉並木です。

きょうも、この杉並木を歩きたくてやってきました。
戸隠中社からさらに2キロ程車を走らせると奥社入り口があります。
手前の駐車場に車を置き、徒歩で奥社へと向かいます。
途中、両側のブナ林に入る脇道に、
ロープが張ってあってこんな看板が下がっていました。

   注意:熊が出没しています。

思わず顔を見合わせたダンさんとカミさん。
特に、少し怯んだのはカミさん。

だって・・出没していますって言われても、
どうすりゃいいのよ。

ダンさん曰く
こんなに観光客がいたら、出てくるわけ無いだろ。

ああ、そうか。納得、
それでも、時々ブナ林の中を、
注意深く見ながら歩き始めたカミさんです。
屋根も草木に被われた随神門をくぐり、
更に奥へ進む頃は
もう熊の事も忘れ、杉並木の世界を堪能。
初めての観光客が多いのか、皆、この見事な杉並木を
時々立ち止まって見上げています。
私達もつられて上を見上げます・・
う〜ん、改めて杉の高さに圧倒されます。
都会のビルの高さ感なんか目じゃありません。
樹齢400年の迫力です。
ず〜と見上げると身体が後ろに倒れそう。
体勢を戻して前を見れば、遙かに続く杉並木・・
後ろを振り返れば、先ほどくぐった随神門と杉並木。
快晴のかんかん照りのはずなのにここまで真夏の日差しは届きません。
樹齢400年。300本のクマスギが私達を別世界へと誘います。
本当は、奥社まで行って初めて「参拝」なのでしょうが、
今日はこの杉並木をゆっくりゆっくり二人で満喫して帰ります。
                            (2002年7月下旬)
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