屋敷温泉 秀清館
2006年9月下旬
入浴のみ500円
時間など要確認
いつものようにジムに行こうと思っていた秋の日曜日。
休みの特権で朝寝坊して、ゆっくり朝食を食べながら
ふと窓の外に広がる空を見ると・・眩しいくらいに光ってる。

(こんな日には、ジムじゃないよねえ。)
遊ぶ事に関しては二人の意見はピタリと一致する。
ダンさんの提案で「気になってる、あの温泉」に行ってみようということに。

そうして午前も10時をまわった頃、
カメラと温泉セットだけを持った二人は目的の温泉へ向かったのだが・・
実は「気になる温泉」はこれから紹介する「秀清館」ではないのです。
秀清館は今回の立ち寄りの予定には入っていなかったんです。
じゃ、なんで「秀清館」に?


あと少しで目的の温泉・・というところで
突然目の前に「若葉マーク」と「もみじマーク」の
両方のステッカーを貼った、最強(?)の車が現れ・・

「すごい!もみじ年齢になってから免許取ったのかな?」

「まさか・・運転が不安なお年寄りが
初心者マークを勝手に貼ってるんだろう」

「それなら、もみじマークだけで、
じゅうぶんアピールできるんじゃない?」

とかなんとか・・余計なお世話の話をしながら
その最強マークに気をとられているうちに
右折する所をうっかり左折してしまい

地図を見たら、
その道は「屋敷温泉秀清館」に続く道。

秀清館って・・あそこだよね。
一度、行った事がある。
ひと目見ただけで恐れをなして引き返した温泉。

でも折角道を間違えた(?)のだから、
行くだけ行ってみない?
と、チョット期待のカミさん。

まあいいけど・・あそこは多分難しいだろうなあ・・と
これは、ダンさんで、   いつもの事。
上の建物が今回、急遽「立ち寄り」のターゲットになった「秀清館」
道路脇の駐車場から一枚パチリ。。

駐車場にはもう一台車があって
持ち主であろう年配のご夫婦が
露天風呂周辺で何やら考えている様子。
奥さんの手には「温泉セット」と思われるものが・・
「入られるのかな?」そう思ったけれど、迷った末に車に戻って行ってしまった。

やっぱりね・・入りにくいよね。
実はここの露天風呂、道路から本当に目と鼻の先に
池のような感じで存在する。


画像の左端に黄色の文字が見えるかな。そこが露天風呂。
駐車場からの撮影です。
画像中央のコンクリートの箱みたいなものが
女性用脱衣場。
一応スダレはかかってる。
湯船はこの石の左側。
宿に向かう、なだらかな坂からも
宿からも良〜く見える。
男性用の脱衣場は
露天風呂を挟んで反対側に。
ここは簾がないので
着替えが道路から丸見え・・
ここまで開放的だとなんだか楽しくて笑ってしまう。
そしてこれが露天風呂。
透明で綺麗でしょう。
でも、この透明さも女性にはアダとなり・・
前回訪れた時には、見ただけでパス、だった。

他に人も入っていたしね。

今回は誰も居なかったのと
このコンコンと湧く温泉の波紋に誘惑されて
ダンさんも駄目出しせず、
急いで宿に行って受付を済ませる。

カミさんは早速、脱衣場の中で
さっさと服を脱いで出てきた。

ところが・・
イザ入浴と足をつけてみたら・・熱〜い!!
なんでこんなに熱いんだ?
何度くらいかって・・そんなの分からないけれど、とにかく熱い!

カミさんはしばらく湯船の淵に座って
時々足先を入れては出し、出しては入れて・・を繰り返しながら
なんとかお湯に慣れようと必死。
こんな格好で湯船の外でモタモタしてて、誰かが来たら目も当てられない。

ダンさんも熱くて熱くて入っていられない。
しかたなく裸でウロウロ。
誰か来ないか様子を伺いながら、カメラのシャッターを切る。
この格好、下手すると 変質者 だよ〜

宿の人が言うには、昨日の露天風呂はヌル過ぎたのだって。
源泉掛け流しだから調節は難しいのだろうね。

昨日来れば良かったかなとダンさん思う。
カミさんは、
「折角来たんだもん、足先だけつけて帰るなんて、そんな勿体無いことできないよ」
と、ばかりに「エイ!」と思いきって腰まで入る。
あ、あっち〜〜っ・・
だけど・・ちょっとは慣れたぞ(~_~;) でもこれが限度。
足指がジンジンするから身動きはできないし、肩まで浸かるなんて到底無理!

寝そべってだと?
じゃあ自分でやってみてよ!<(`^´)>

熱いのを我慢してカメラに向かって、ニッコリ Vサイン!
この露天風呂は
たとえ適温でもノンビリユッタリ入る雰囲気ではないかも。
目に前の道路にいつ人や車が通るか分からないし
宿からも良く見えるし落ち着かない事この上ない。

畑の向こうにも小学校が・・
登下校時刻にこの露天に入ったら
見世物状態、間違いない。


ただね、ここは雰囲気を楽しむのじゃなくて
「頑張って入ったぞ!」という達成感がいいんです。

この緊張感と満足感が
明日のパワーに繋がる・・って
もしかしてマニアックかなあ。

と、いう事で上の画像は
熱いのを我慢して
カメラに向かってVサイン「やったぜ!」
宿の人が内湯にもどうぞって言ってくれたから
行って見ようか。
この熱さじゃ、ここでゆっくりできないからね。

お湯から出たカミさんの肌は、
あららピンクを通り越して真っ赤。
それも下半分だけね。

でも、難度の高い温泉に入れて
大満足のカミさん。

脱衣所を出たところで、またまた大きなVサイン♪

「イェ〜〜イ!!」

内湯(男性用)
内湯は男女別だったけれど、
予想外に雰囲気がいい。
だれも居ない浴室で満々と溢れるお湯が
二人を迎えてくれた。

内湯(女性用)
湯は透明だけれど
かすかに緑色がついている。
露天風呂と違って
ここは適温。最高適温。
窓が大きくて開放感抜群。
窓の向こうは畑と田舎道と小学校の校庭。
見晴らしが良いと言う事は、向こうからの見晴らしも良いという事だけど
この内湯に関しては、そんな事が気にならないくらい
この窓からの景色が気持ちよかった。
窓際にある小さな浴槽は枕木があって寝湯用に作られている。
夜中に星空を見ながらこの寝湯に入ったら・・気持ちよすぎて寝ちゃいそう。

「お〜い、気持ちいいね」

ダンさんが壁の向こうから声を掛ける。

「う〜ん、そうだね」

誰もいないから会話も遠慮なくできたけど、やっぱり壁越しの会話はあまり弾まない。
しばらくすると
お互いにジッとこの極上の湯を満喫するだけの静かな時間を過ごす。
お風呂から出て駐車場に戻り、宿を振り返ると
さっきまでゆっくり入っていた内湯の大きな窓が見えた。
そして浴室棟の下のほうからは
溢れた温泉が
惜しげもなく流されているのも見えた。
なんだかとても贅沢なお風呂に入った気がして
ますます満たされた気分になる。

予定外に訪れた「秀清館」だけれど
緊張感イッパイのdeepな露天風呂と
心からリラックスできる優しい内湯と・・
両方に入れて大満足。

車に戻る時、ひとりの若者が
露天風呂に入るところだった。
あの熱い湯に平気で入れるのかな・・
興味はあったが見てるわけにも行かず
二人は、今度こそ目的の温泉へ。

                            (続く)

オマケ1
駐車場の横に新しくできていた足湯。
ヌルくて、ちょっと足を入れただけでパス。




オマケ2
内湯の出入り口の前にいたワンちゃん
大人しくて可愛いの!
 トップへ
長野県下水内郡栄村屋敷17599
025-767-2168