新穂高温泉 山荘 錫杖(再訪)
   -今年最初の宿は昨年最後の宿と同じ所
?!の巻-

             18年月3月初旬
ひとり10500円(税込み)冬期価格
通常12600円
このHPを普段見てくれている方は
今回の宿選びに少し驚いてかも(^_^;)
だって、新しい宿を開拓するのが面白くて仕方ない二人が珍しく「再訪」。
しかもその宿は副題の通り、前回泊った宿。二度続けて同じ所に泊るなんて〜!
意外な顔をしているみんなを想像して密かにニヤついていたりする、イヤラシイ二人です。

でも、前回のを読んでみていただくと判るけれど
吹雪の中をチェックイン。露天風呂でも楽しみにしていた視界は無し。
そして何より、ダンさんの都合で翌日は朝風呂にも入れず、早々にチェックアウト。
とても気に入った宿だけにユックリできなかったのが
残念で残念でならなかったのは前のレポにも書いた。

そしてレポには書かなかった事がひとつ。
チェックアウトの時、
「3月のいずれかの週末にまた来ますね」って
かなり具体的に「お約束」したこと。
勿論、宿の人は単なる「社交辞令」と受け取ったでしょうが・・
ダンカミはしっかり「お約束」を守っての
「今度はチェックアウトギリギリまで滞在するぞ」のリベンジ宿泊です。


続けての宿泊なので
いつものちょっとした説明など、
少しは情報になりそうなことも今回は書いてないです。
そう、ますます「二人勝手な写真日記」に終始してます。

情報として初めて「錫杖」を読まれる方は
暮れに宿泊した時のもの
を読まれたほうが
少しはお役に立つかもしれません。少しは・・・ですが。
予約を入れた時点ではさすがに天気予報まではわからない。
どうぞ当日晴れますように・・と願うしかないけれど
前回の異例な吹雪の中の温泉宿泊を、神様が気の毒に思ってくれたのだろうか。
今回は、前の分を帳消しにしても、じゅうぶん「お釣り」がくるくらいの「快晴」になった。

「普段の行ないがいいからねえ、私達」

じゃあ、前回の吹雪は?

「あの吹雪の中を無事に到着して温泉に入れたこと自体
普段の行ないがいいからできた事でしょ」


どう転んでも、普段の行ないが良いことにしたいらしい二人。

前回できなかった、立ち寄り湯をしたり
中尾の足湯で遊んだり、青空の下を思い切り堪能してから宿に入る。
勿論、チェックインの3時ピッタリ。

中尾の足湯。
広場になっていて湯の中を歩きながら足湯できる。
あんまり遠くの山が美しかったので記念撮影。
駐車場の出入り口付近に車を停めると館内から女将さんが出てきて
一番奥に停めて欲しいと誘導してくれる。
どうやら今日はまだ何台も車が来るらしい。3月の週末・・満室かな?

車を降りると女将さんがニコニコと
「お客さんに錫杖のことを紹介していただいてありがとうございました」と。
意味が一瞬判らなかったけれど
きっと私達のHPを読んでこの錫杖に泊った人が
ダンカミのことを話してくれたのかも。
誰だろう・・彼女達かなあ・それとも・・・。
いずれにしても、泊った先でこのHPの話題を出してくれるなんて本当に感謝。
そして身の締まる思い。

カメラを手にするダンさんのシルエットが・・
玄関にはスリッパがズラ〜リと並んでいた。
子供用の三足含めて30くらいあったかな。
思った通り満室のようだ。

女将さんは二階に案内しながら
お部屋を二つ用意しましたから選んでくれて良いですよ。
と、一番奧と、階段の傍の部屋を見せてくれた。
どちらも「子供の居るグループ」の客室と
隣接しない、配慮のある位置関係。

私達が選んだのはフロントの真上になる
南と西、二面に窓のある「焼岳」
西日が当たるかもと心配されたけれど
今の時期、西日も暖かくて嬉しいもの。

いち、にぃ、さぁん、よん・・
部屋の仕様は
前に泊った「双六岳」とあまり変らない。
ただ気のせいか若干小振り?に感じて
カミさん、畳を数えている。
「1、2、3・・・9、10」
確かに10枚あるけれど・・
両端の畳が良く見ると若干小さめ。
で、ここは9.5畳と申告させて頂きます。
南側の窓を開けて真下を見ると駐車場。お客の出入りがとてもよくわかる。
今のところ、私達以外、誰も到着していない。
目線を上に移すとご覧の通りの絶景。

そうだ。窓で気づいたこと。
前に泊った部屋は二重サッシだったけれど、ここは一重サッシ。

北側と南側とでは多分部屋の温度にも差が出るから
仕様を変えているのかな。

外の美しい山々を眺めていたら
無性に露天風呂に入りたくなった。
女将さんも「一番風呂にゆっくりお入りください」と言ってたじゃない。
さあ、早く早く!
お茶もソコソコ。浴衣に着替えるのも後回し。
タオルだけ持って、飛ぶように露天風呂に向かった。
誰もまだ来ていないから、
当然のように混浴露天風呂へ。
これこれ♪
この景色が見たかったんだ。
この景色を見たくて、この宿に帰ってきたんだ。
相変わらず、お湯が綺麗。
でも大好きな湯の花はちゃんとある。
そして相変わらず水面に漂う硫黄の香りがたまらない。
お〜、ダンさんたら
かなりのくつろぎポーズ。

え?よく見えない?
では見たい人だけマウスを。

え?おいおい、これも出すの?
これはHP用じゃないんだけど・・
堪忍して欲しいよ(T_T)  
                 byカミさん
露天風呂を出たところに
湧き水の「飲水所」がある。
この水が抜群に美味しい!
水の美味しい信州に住む人間が言うのだから
間違いない。
3月とは言え
まだ雪の残る奥飛騨。
氷柱もまだまだこんなにあって、
時々バサッと落ちてくる。ちょっと怖い。

でも、このツララの透明感、表面の艶やかさ
・・これはもう春の証拠です。
ロビーに戻る途中で
内湯を覗いてみた。
いつでも入れるように
お湯が満ち、綺麗に清掃されている。

ロビーで少し休憩
部屋に戻って
ようやく
お茶とウェルカム菓子を口にして一息。
温泉にゆっくり浸かって
身体がリラックスしたところでストレッチ。

何も旅館に来てまでやらなくても・・
と、ダンさん。

そんなこと言ってるから
ダンさんは、ますます身体が固くなっちゃうのよ、
と、応酬するカミさん。
湯上がりに二人でビールを飲んで・・おいしい
とりとめのない話しをして・・たのしい
貸切り露天風呂に入って・・うれしい

他に何もする事がない。
する必要もない。この贅沢な時間が好き。
頭の中が空っぽになって行く感覚が好き。
心と身体に静かに栄養が満ちてくる感覚が好き。
タラリタラリと過ごしているうちに
そろそろ食事の時間も近づいてきた。
ここの食事を思い出してお腹が思わず「くぅ〜」

食事処に行く前に
浴衣に着替えます。

浴衣姿で記念撮影
食事処で、一緒になったのは
私達を入れて4組。

60代のご夫婦と
50代の4人グループの男性。
それから釣りをしに来たらしい20代〜30代くらいの
4人の男性グループ。
(他にお子さん連れの三家族グループがいたが
隣の食事処に)

今日は宿の息子さんやお手伝いの人も居て
一家総出でフル稼働していたけれど
慌ただしい雰囲気もなく、
相変わらずの気さくで気配りの効いた接待。
前回来たときと同じくらい、
いや、メニューが頭に入ってるだけ余裕の食事タイムに。
一品ずつの大きな画像と説明は
前回の宿泊記「食事編」にあるので、今回は小さな画像のみ。
でもこうして並べると
改めて量も質も満足だったなあ。

食前酒

姫竹のわさびマヨネーズ和え

口取り三点盛り

蜂の子の佃煮

白菜の漬け物とキムチのタレ

飛騨牛の陶板焼

土瓶蒸し

もずくと蟹の和え物

岩魚の姿造り

茶碗蒸し

天ぷら

虹鱒の朴葉包み

飛騨牛のタタキ

ダンさん用ウドン

ヨモギ蕎麦

御飯、味噌汁

デザート・・食べてから撮影(^_^;)

別注の日本酒
楽しかったのは周囲の人達(他のお客)の反応。

後のテーブルの60代ご夫婦は、
お料理が次から次へと来るので
「スゴイスゴイ」と歓声をあげていた。
「今までいろいろなところに泊ったけれど
こんなに次から次へと出るのは初めて!」と。

隣の席の釣り仲間らしいグループは
「メニューがあるといいなあ、後から何がでるか判るから
お腹と相談して食べられるもの」と宿の人に言っていた。

私達はそんなお客の満足そうな反応を
ニヤニヤと聞きながら
前回来た時の自分達を思い出していた。
今回も大満足。今回も幸せ。
お腹に一休みさせてからは
勿論、温泉。
何人かの方が入浴中。

60代ご夫婦の御主人が入っていて
奥さんと二人で今まで行った温泉の事など
周りの人に話している。

リタイヤしてから、
ご夫婦であちらこちらの温泉巡り。
いいなあ・・そういうの。
私達もそうなりたいね。
それには元気にしていなくちゃね。
仲良くしていなくちゃね。
前回入る時間の無かった
「朝の露天風呂」にも今回リベンジ。

凛とした空気の中で
温かい温泉に身体を委ねる・・
あぁ・・しあわせ
時間が経つのがいやだぁ

このまま・・もう少し、このままで。
朝食もお風呂の後だと余計に美味しい。

ダンさんはビールを飲みたいと哀願したが
カミさんが「朝から飲んじゃ駄目」と却下。

お櫃を持ってきてくれた宿の人が
「足りなかったら言ってくださいね」と。
こんなに御飯が入ってるんだから
足りないわけ無いよ〜・・っと思っていたけど
普段、お代わりしないカミさんまで
「あともう少し・・」と食が進み・・
気が付いたらお櫃が空に!
ダンカミには珍しい快挙。

隣の4人組の男性は足りたかな・・と
そっと見たら・・
お櫃がうちの倍くらいの大きさだったので
なぜか安心したりして(笑)
満腹・満足・満面の笑みのカミさん。
さて、部屋に帰ってから
もう一風呂浴びますかねえ。
9時を過ぎた辺りから
次々とチェックアウトをした車が
駐車場を出て行く。
その都度、宿の人の暖かな見送り。

部屋の窓から見下ろした駐車場。
ちなみに
ダンカミの車はもっと奥の方に停めたので
ここには写っていません。
今回は時間いっぱいまで粘ったので
「しんがり」のチェックアウトになった。

女将さん、大女将さんが見送りに出てくれて
そこでしばし記念撮影。
お二人、本当にアッタカイ雰囲気なのよねえ。
いつもいつも思うけれど「宿の雰囲気は人の雰囲気」

この人達が一生懸命やっている宿だもの。
繁昌して当り前。また来たくなって当り前。
にこやかな笑顔に見送られて出発。
続けて訪れた宿だけれど、今回も新鮮で楽しい想い出を
いっぱい作ってくれました。
来て良かった・・心からそう思いながら
青空の下、長野の我家に向かいます。
HPのトップへ 山荘 錫杖
〒506−1422
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾
        TEL 0578(9)2037