酸ヶ湯温泉
      19年9月上旬
                                
前回の旅で「大人の休日倶楽部」を利用して味をしめた二人。
今回もまた、その特典(三日間、JR東日本全線乗り放題12000円)が
使えるチャンスを待って再び東北へ。
今回はダンさんがどうしても仕事が休めないために
土日を使っての一泊二日の旅。
目的は「青森の地を踏む」それだけ。
考えようによってはとっても贅沢な旅でしょう?

でもさ、どうせ青森まで行くんだったら宿はやっぱり「酸ヶ湯」か「不老ふ死」でしょう。

今回は お天気もちょっと心配だし(前回の東北では降られたからねえ)
海際の露天風呂はやめて、風情のある内湯のほうに挑戦しましょうか。

と、いう事で
二人は憧れの憧れの「酸ヶ湯」に、ついに行く事になったのであります。

長野駅で新幹線を待つ。
荷物は旅慣れてきたのでほんの少し。
そして早朝の長野駅。
車での旅が殆どの二人なので、
こういう駅の構内は、
それだけで、旅ムードを盛り上げてくれるようで
ついカメラで記念撮影なんかしてしまいます。

熟年の夫婦なんぞをみると
「この人たちももしかしたら『大人の休日倶楽部』仲間?」
な〜んて
詮索するのもちょっと楽しい。

駅弁は勿論、列車の旅のお約束。
今回は
秋の吹き寄せ弁当「秋露のささやき」
平成19年版
(長い名前だ)
1300円なり。

結構おいしゅうございました。
駅弁も進化してますねえ
あら、ちらっとビールも映っちゃってますね。
長野から青森まで行くには
長野〜大宮(新幹線「あさま」)
大宮〜八戸(新幹線「はやて」)
八戸〜青森(特急「白鳥」)と乗り継いでいかなくてはならないけれど
それでも片道5時間で着いてしまうのだもの。
二人で旅を楽しみながらだったら、あっという間だ。
これが八戸駅から青森に行く「白鳥」

あれっ!
これに乗っていけば函館まで行かれるのか〜
確か「大人の休日倶楽部」で
函館まで行かれるんじゃなかったっけ?

今度は函館まで行くのも悪く無いなあ♪

車窓から。

お天気が悪いはずだったんだけど、見事晴れ♪
やっぱり晴れ女晴れ男。
今回は面目躍如です。
こんな天気になると知っていたら
「不老ふ死」でも良かったかなあ・・なんて。
青森到着。
5時間の旅、お疲れ様でした〜
爽やかな天気で、気分も上々です。
宿まではJRバスもあるけれど
送迎バスを予約してあります。
電話して
青森駅のどこに来てくれるのか確認する。

「今、青森駅のどの辺りにいらっしゃいますか?」
と確かめながら丁寧に答えてくれる。

今、書いていて思い出した事。
電話の向こうの人、東北訛りがあまりなかった。
時間になって来た送迎バスがこれ。

え?
もっと小さなマイクロバスを想像していたのに
あんまり大きな観光バスなんでちょっとビックリ。

しかも・・満員なんだもの。
この人たち、みんな酸ヶ湯の宿泊客?
バスには「Hakkoda Hotel」とも書いてあったから
そちらに行く宿泊客も乗せてるはず。

そう思ったけれど・・
殆どの人は途中下車することもなく
酸ヶ湯まで到着。

しかも〜
酸ヶ湯の駐車場にはこんなに車が〜〜
何これ・・

宿泊客か立ち寄り客かしらないけれど
さすが超人気「酸ヶ湯」
玄関ホール。
ちょうど人の少ない時に撮った画像を載せたが
バスから降りたときには
チェックインの客と日帰りの客で
フロントはごった返していた。
東北の宿は日帰りの客を
朝から晩まで受け入れるところが多い。

ここも例外でなく早朝から日帰り客を受け入れるので
フロント付近に行くと
いつも温泉に入りに来る人たちがいた。

宿泊する身としては
あまり混んでない温泉でゆっくりしたいのが本音だけれど
いつでも誰でもいい温泉に入れるのは
とても有難いことなのかも。

ただね、あとから「おまけ話」ででも触れたいと思うけれど
ここは泊まらないと
なかなか良さが伝わらない・・そういう宿。
フロントは人で溢れてはいたけれど
従業員もたくさん居て、テキパキと
チェックインの手続きを済ませてくれるので
待たされることもなく、係りの女性が
荷物を持って部屋に案内してくれる。
酸ヶ湯温泉はかなり大きな宿で
宿泊棟も「湯治棟」と「旅館棟」に分かれている。
今回は二階の旅館棟に泊まった。

旅館棟と言っても、この宿は全室にトイレや洗面所がついていない。
実は申し込みのときにトイレ・洗面所つきの部屋を指定したのだけれど
そういう部屋が一部屋も無いと言われて少々驚いた。
これだけ大きな宿で洗面つきの部屋さえないというのは・・これも初体験かな。

でも、最近の二人は本当にキャパシティが広がったというか・・・
基準が曖昧になったというか・・・(笑)

「いかにも酸ヶ湯らしくていいじゃない」と
なんの躊躇もなく予約をした。
部屋の窓からの景色。
流れる川は硫黄の匂い。


硫黄?・・そうだ、何はなくても、まずは温泉に入らなければ・・
この酸ヶ湯に来たたったひとつの目的は「千人風呂」
様々な雑誌や温泉番組でとりあげられ
少々有名になりすぎた弊害も耳の端っこで聞いているが
それでもあの魅力的な内湯には一度は入りたいと思っていた。

それがいよいよ実現するんだ・・・
みんなにもこのHPであの酸ヶ湯を紹介できるんだ〜♪

千人風呂の入り口
更衣室は男女に分かれている。

日帰り客のため、鍵つきのロッカーもある。

館内撮影厳禁

千人風呂の紹介・・・
残念!!
浴室内撮影禁止

素晴らしい雰囲気で
いかにも「ダンカミ好み」だったのになあ
でも、滞在中何度も入ったけれど
この浴室は撮影どころじゃないのも確か。

撮影は出来なかったけれど、
ふたりともすっかり気に入ってしまったことだけは記しておこう。

ただし・・
宿泊しないとあの素晴らしさは味わえません、たぶん。
なぜ、そう思うかは
「カミさんのおまけ話」にて。
こちらは男女別の内湯。
時間によって入れ替えがあるようです。
撮影禁止ではなかったので
誰もいない時間に一枚。
雰囲気のいい落ち着いた温泉です。
だけど、やっぱりこの宿に泊まったら
千人風呂に入らなきゃ意味無いです!
大きな温泉宿は苦手な二人であったけれど
最近は「湯治」ができる温泉に関しては
規模が大きいのも面白いと思うようになった。

この酸ヶ湯も
宿の中を探検すると楽しくて退屈しない。

二人が気に入ったのは「食品売店」
野菜から惣菜、オニギリなど結構品揃え豊富で楽しかった。
お酒やおつまみなども売っていて
湯治と称して宴会三昧も可能かも(笑)

湯治棟の部屋にはミニキッチンが付いているのだろうか。
いつか湯治棟に泊まって、
この食品売店の食材・お酒を買って・・
楽しい想像は限りなく膨らむ。
ちょっと余分な画像だけど、こんなものが廊下に。

なるほどね。
「若返り」と名うっているところが
既にこの宿は年配客が多いといっているようなものだけど
でも、確かに参考になります。

さて、幾つの項目をクリアしてるかな。
夕飯は意外なことに部屋食
勝手に食事は大広間で・・と思っていた。

トイレや洗面所はないけれど
冷蔵庫もないけれど
食事は部屋に運んでくれる。
この一見アンバランスなサービスが
小さなサプライズで嬉しい。

サプライズといえば夕食。
食事に関しては何の情報もなく
しかも今までの「東北の湯治宿」の
勝手なイメージで、一切期待していなかった。

それが・・
お品書きがなかったのと、
なんとなく口に運んで美味しく食べてしまったのとで
一品一品の説明はできないけれど
品数も豊富だったし、画像だけみても
なかなか工夫してあるのがわかるかな。
味の感想は人それぞれだけれど、二人の評価は二重丸。

東北の山奥の温泉で、これだけ出たら、
私達は言う事ないです♪

気分が乗って注文した刺身盛り合わせ。
うまい!

コンロの上の鍋はお味噌汁。
自分で時を見計らって点火して温める。


朝食。
これまたサプライズ。
バイキングでした。
なんでバイキングがサプライズなのかと聞かれても答えに困るのだけれど・・
う〜〜ん、なんというか・・バイキングは「ホテル」でやるという「思い込み」?
湯治宿では朝食は大広間でごくごく簡素な・
・と、それも「思い込み」?
種類も和洋それぞれ豊富にあるし、
従業員もいつも隅で待機していて
気を配っているしで、
ゆったり食事が出来た。
最初に二人が選んだもの。どちらがどちらか、わかるかな?
これに牛乳、ジュース、コーヒーなども。

コーヒーが好きなだけ飲めるのは高ポイント。
特にカミさんは朝のレギュラーコーヒーは欠かせない。
朝食が終って
チェックアウト(10時)まで
時間があるのだけれど
帰りの新幹線の都合もあって
早い時間の送迎バスに乗るべく支度をする。

満足した宿ほど
チェックアウトの時の寂しさは格別で・・
ましてや、早めのチェックアウトをしなくてはならない
ダンさんの後姿、いつもに増して名残惜しそう。
ロビーに出ると
そこにはもうチェックアウトをする人がたくさん。
そして早朝のお風呂に入りに来る日帰り客も
タオル片手に次々と玄関に入ってくる。
確かに人は多過ぎたし
いろいろ考えさせられたこともあったけれど
この宿の魅力がわかる人が
これだけイッパイいるのだと思うと
この駐車場の光景も少し嬉しくもなってくる。
送迎バスがやってきた。
酸ヶ湯温泉の若い従業員(研修生)が
乗客予定者の名簿をみながら点呼する。
来たときと同じく満員状態。
バスが発車してからも玄関先で見送る研修生。

憧れの酸ヶ湯温泉は、たった一泊だったけれど
いろいろな「驚き」で二人を面白がらせてくれた。

「ただし書き」は付くけれど、酸ヶ湯は期待を裏切らなかった。

きっと再訪したい。
ちょっと我が家からは遠いから、お金と時間があったらの話だけど。

もっと近くにこんな温泉、ないかなあ・・

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