川原湯温泉 聖天様露天風呂

       17年6月上旬
立ち寄り100円(寸志)
7:00〜19:00
やっと・・やっと果たした「聖天様露天風呂入浴」だった。
過去に目の前まで行きながら諦めたこと二度。
二度とも先客の多さに恐れをなして引き返した。

もっとも、恐れをなしたのはカミさんではなく、ダンさん。
じゃ、カミさんは平気だったのか?というと、そうではない。
カミさんは、先客に恐れをなすどころか
湯舟さえ見ていない
ダンさんだけが先に湯舟を見に行ってその場で駄目出し。
一度など、湯舟の中から「どうぞ〜!」っと
カミさんに声が掛かったにも関わらず、入らなかった。

これをカミさん、ず〜〜っと悔やんでいた・・
とても入れる状況じゃ無かったから、ダンさんが駄目出ししたのに
ず〜〜っと悔やんでいた。

前回、目の前まで行って諦めた時のカミさん
背中がガックシ・・
今回の旅の帰り道にこの「川原湯温泉」があった。
カミさんはダンさんに
「今度こそ入りたい」と言った。
王湯じゃなくて聖天様に入りたい」と言った。
王湯とは、同じ川原湯温泉にある共同浴場。
ここは入った事がある(UPはしていない)
男女別に内湯も露天もあり、なかなかイイのだが
カミさんは入れなかった「聖天様」に拘っていた。

「日曜日の昼間だぞ。人が多いに決まってる。
あそこは今度、平日に早起きして連れていくから」

「でも、帰り道なんでしょ?
・・じゃあ、寄るだけ。寄って見て駄目なら諦める」

「・・わかった。寄るだけね。多分、無理だと思うけどね。」
「・・・・」

ちょっと険悪ムード。
そして、川原湯温泉。
駐車場がないので、少し離れた空き地に停める。
目的の露天風呂は、通りに面してあるのではなく、
少し階段を登った、道路よりダイブ高い位置にある。
カミさん、「見るだけ」・・と言いながら、
車を降りる時、靴をハイヒールから運動靴に替え
「温泉セット」一式を持って・・
既に入浴準備態勢。
そんなカミさんを見ながら
「またここで入れなかったら、後でうるさいんだろうなあ」と心でぼやくダンさん。


露天風呂に登る階段近くに来た時、中年の夫婦連れが歩いてきた。
「ポカポカ暖まったね、まだ汗が出る」
そんな会話をしながら・・

もしかしたら、この夫婦は聖天様露天風呂に入って来たのか?奥さんも?
もしかしたら、今ならカミさんも入れる環境なのかもしれない!

急げ〜!とばかり、ダンさんは階段を昇る。

そして・・見えてきた聖天様露天風呂。
なんと・・・誰もいなかった!誰も!!嘘だろ?
「やった〜〜!カミさん、入れるぞ!」

誰もいない露天風呂!
日曜日の昼間、この画像を撮れるなんて!
初めて「ナマ」の聖天様露天風呂を目の前に
カミさん、大感動。
駄目出しが出なかった喜びに、大興奮!
でも、ダンさんは感動してる暇はなかった。

「それ!着替えろ!
誰も来ないうちに早く脱いじゃえ!
早く早く!!」

掛け流し。飲用も出来ます。
ただ湯の温度が高いのでホースから水も。
「は〜〜い♪」

カミさんは嬉しくて嬉しくてたまらない。

「バスタオル使用は駄目だよ!ここは。」

「は〜い!判ってま〜す!」

(ちゃんと日本手拭い持ってきたもんね〜)
カミさんの向こうにあるのが脱衣場。
右端の入口(ドアもない)から靴を脱いで入り
衝立もないここで着替える。
湯舟も大きくは無いので、
先客がいた場合は女性には厳しい環境。

「前はココにたくさん人が入っていたんだよ。
ちょっとアレじゃ無理だったと思うよ」
と、ダンさん

「そうねえ、こうして見るとちょっとねえ
ダンさんがOK出さなかったのは仕方ないか・・」
しかし、本当についている。

日曜日にマサカ誰もいない時間があったとは・・
ずっと二人だけで過ごせるとは到底思えないので
ダンさんは「今のうち」とデジカメ撮影に余念がない。
カミさんは、すっかり満足して温泉+森林浴。
この露天風呂は、周囲が山なので
濃い緑の他には何も見えず、また見られる心配もない。
どのくらい経った頃かな。
男性が一人・・またひとり・・と続けて三人。

撮影会はお終い。
ダンさんがさり気なくカミさんのすぐ横に来る。

やったね!
男性の一人は草津温泉の共同浴場を
今日やっと制覇しての帰りだとか。
仕上げの湯の沢渡温泉の話など出る。
私達が「まるほん旅館」を知っている事に驚き
入浴した事があると言ったら、またまた驚いていた。
「写真を見て、絶対に入りたいと思っているんですよ」

「あそこはイイですよ。入ってください、是非。」
(うちのHPにも感想記がありますから・・なんて事は
絶対言うわけない二人。)

皆さん、この露天風呂は初めてではないらしく
「今日は人が少ないほうです」との事。
やっとリベンジできた話をしながら
「二人で入れてラッキーでした」と言うと
「お邪魔したみたいで悪いですね」
と、ちっとも悪いと思っていない口調で言った(笑)
上のような看板が露天風呂からよく見える所にある。

      この露天風呂のまわりは私達がキレイにしています。
      入浴料金の一部が子供達の活動資金です。
      皆さん正しくご利用ください
                          川原湯子供育成会


無人だからといってタダ入浴は駄目ですからね。
ちゃんと一人100円払いましょう。
ちなみに料金箱は100円玉を入れると綺麗な「チャリン」という音がするそうな。
一円玉や十円玉では別の音がするそうな。
みんな、チャリ〜ンと清く正しい音を響かせましょう。

嬉しい!とにかく嬉しいカミさん
和気藹々と過ごした憧れの聖天様露天風呂。
「それではお先に〜、ごゆっくり〜」と、
外に出る。
カミさんの大満足の顔がわかる?
笑ってるカミさんにダンさんも嬉しい。

「ね、やっぱり来てみて良かったでしょ」
「うん、カミさんの言うことを聞いていたら
絶対に間違いない!」


なぁ〜んて、始終ご機嫌で家路を急いで二人だった。

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