那須高原温泉 山樹庵

        16年11月上旬
火曜木曜限定プラン
ひとり12500円
(通常プラン平日10800円〜)
2ヶ月前の那須高原の旅がとても素晴らしいものだったので
味をしめた二人は、今回も那須高原へ。
続けて同じ土地に宿泊に行く事はあまり無い二人なのだけれど
実は今回の宿「山樹庵」は前から、かなり気になっていた宿。
HPを見ると二人の好みにとても合ってるんじゃないかなあ・・と思う一方
残念なのは、大好きな掛け流しのお風呂が男女別で貸切時間が無いこと。

一緒に入りたいというのが大切な条件だから、これは却下・・と思っていたら
なになに?火曜日と木曜日は限定二組プラン?
二組だけの宿泊だから
温泉風呂も貸切
滞在時間も通常より長い20時間。
などなど二人にとっては魅力的なプラン。
ただし期間は4月から11月まで。
サイトを見れば、流石に火曜木曜は満室マークが並んでいる。

空き室マークを確認して、その日に会社の休みを取ったダンさんです。
予約はネットだったけれど、宿から確認の電話があった。
その時、御主人であろう電話の向こうの人は
とても丁寧で誠実な対応。
どんな人なんだろう
そんな楽しみを抱いて宿に行くのもいいかも〜。

長野から、ドライブを気取り、一般道をひたすら走る。
前もって送ってくれたパンフレットの地図に従って行く。
2ヶ月前に宿泊した宿とは車で数分しか離れていない。
那須に着くとなんだか「ただいま」と言いたいような気分。

時間はチェックインの3時をちょっとまわったところ。
林の中の一本道に
「SanjuAn」と書かれた大きな洒落たプレートが。
道路から一段下がったところに今日のお宿
「山樹庵」が静かに建っていた。
駐車場は宿のすぐ前。
舗装された緩やかな坂を車で下りる。

と・・一番乗りかと思っていたが、
なんと先客が一足早く車を降りて
玄関に入るところではないか。
先客・・そう、今日の「二組限定」の宿泊客。
いつも、チェックインの時間を待つようにして
一番乗りで宿に入る二人だが
今回は先を越された。
ぬぬ・・オヌシやるな・・の心境。
チェックインが重なると
宿の方が忙しいかなと
少し車の中で待っていたら
宿の奥様が玄関から出てきてくれた。
慌てて挨拶をして車から出る。
明るい笑顔の似合う小柄なオーナー奥様。

荷物を持ちましょうと言ってくれたが
重いからと丁重に辞退。
だってホントに恥ずかしいくらい重いんだもん。

画像はフロント。
先に入った御夫婦がチェックインを済ませて、
御主人からお風呂や食事の説明を受けていた。
宿の御主人は電話での印象と同じ温厚で誠実

もう一組の御夫婦も
ちょっと挨拶を交わしたが、好印象。
良かった・・正直言うと
どんな方と一緒になるか気になっていたのだ。
後日談だが、相手の方達も同じ思いだったそうだ。
(この御夫婦を
これからは「Y御夫妻」とお呼びしよう。)
部屋は全部でわずか6部屋。
私たちは202号室に案内される。
ちなみに「Y御夫妻」は205号室だった。
隣の部屋が空いているのは気兼ねなくていいね。
ドアを開けるとカーペット敷きのエントランス。
その向こうに清潔感溢れる明るい10畳の和室
床の間や、広縁もついていて
思った以上のスペースで嬉しい。
窓からの景色は樹木と山しか見えず、最高
エントランス部分にあるドアを開けると洗面所
更にドアがあってウォシュレットトイレ
浴衣やバスタオル、浴用タオル、歯ブラシなど
アメニティも一通り揃っている。
冷蔵庫は無いけれど、
廊下に自動販売機があるから、まっ、いいか。

全体にとにかく清潔。それがとっても印象深い。
客商売だから当たり前?
でもそうでもない宿だってあるらしいよ、噂では。
やっぱり掃除が行き届いてる印象って大事だよねえ。
部屋で一休みしていると部屋の電話が。フロントからだった。
「お風呂の用意が出来ましたからどうぞお入りください」と。
さてさて、では早速入らせて貰いましょうか。

この宿を選んだ大きな理由のひとつはお風呂。
源泉掛け流しの白濁硫黄の温泉なの。
つまり、二人が一番好きな温泉ね。
勿論、どんなに良い温泉でも一緒に入れなくちゃつまらないけれど
このプランでは貸切♪だから選びました。

本来なら男湯になる内湯
今日明日は2人だけの温泉
一階にあるお風呂は男女別の内湯が二つ
滞在中、私たちは男湯、「Y御夫妻」は女湯のほうを
利用するように案内された。
なるほど、
どちらでも空いているほうを使うんじゃないんだ。

広い清潔な脱衣所に入ると、大好きな硫黄の香りが・・
脱衣場の壁には源泉の説明や
入浴の仕方などを書いた紙が貼ってある。

目には刺激が強すぎるから洗顔はしないでくださいとか
どれを読んでも「濃そうで効きそうな温泉」の予感が・・

気もそぞろに浴衣を脱いで浴室に。
カランは4つ。
ゆったりとした作りで、通常の男女別の利用時にも
宿の大きさから言ったら、充分じゃないかな。
100パーセント源泉掛け流し
このリッチな温泉をきょうは
独り占め・・いえ、いつもの二人占め。

貸切で利用するには贅沢な広さ。
窓が大きく外はどこまでも樹林だけ。

いい〜〜!・・
あれ?でも待って。
窓が締め切ってあるのに湯気で浴室が曇っていない。
実は換気に非常に気を使っていて
湯船の近くの窓下の換気扇から
湯気を強制排出しているんだ。
硫黄泉だからガスが下に溜まるって
注意書きもあったくらい。

寒いときの内湯って、湯気で曇っちゃって
温泉サイトのカメラマン泣かせでしょ。
こういう環境ってHP作りにはとっても有難いね。
ひとつ、温泉好きの二人が残念なのは
折角の源泉掛け流しの温泉なのに
24時間入れないこと。
チェックイン(通常は4時)から10時までと
翌日は7時から8時半まで。

一日中でも温泉に浸かっていたい二人には
ちょっぴり短いのだ。

でも毎日湯を抜いて掃除をするこの宿の御夫婦。
いろいろ考えての事らしいから、
そこの所は納得しての宿選び。
その分、入浴可能時間には入りまくるぞ〜〜!
硫黄の匂いを身体にたっぷり染み込ませて、
さていよいよ次の楽しみは「お食事」ね。
これも火曜木曜限定メニューとか。どんなんかな〜・・
6時からという事で、その時間になるとフロントから電話が入って、ダイニングへ。

テーブルに置かれたランプが雰囲気に一役かっている。
夕・朝食のメニューや画像・感想などは
別ページ(食事編)
を作ったので興味ある方はそちらをご覧あれ
食事が美味しかったのは勿論だが、
それよりなによりオーナー御夫妻の
穏やかで自然な接待が最高の御馳走だった。
二つのテーブルの間で、上手に会話を繋げ、
いつの間にか
オーナーとだけでなく、「Y御夫妻」とも話が弾んでいた。

二組しかいない宿泊客だもの。
お互い何も話をしないというのも何か不自然なものだけど
オーナーの人柄と、「Y御夫妻」の屈託のない雰囲気で
ディナータイムがプラスαで楽しかった。
旅行好き、温泉好きという素敵な御夫婦・・出会いをありがとう。

オーナーからもこの宿のこだわりなど、
本音も交えた楽しい話が聞けた。
どんな話?
それは直接この宿を訪ねてオーナーと話して見たら?
楽しいディナータイムもあっという間。
あとはゆっくり温泉だけ。
10時までですからね。
食事の後、一眠り・・なんていう、いつものパターンはNG。
食休みをちょっとだけした二人は、いそいそと夜の温泉へ。
硫黄の香りに包まれての入浴・・本当にいい・・
身体を好きなだけ伸ばして、ボンヤリ入っていられる贅沢さ。
2人ともすっかり肌が丈夫になったのか、
強いはずの硫黄泉もとても優しく柔らかく感じる。
2人でとりとめない話をしながら入っていると、
この「貸切プラン」にして本当に良かったなと思う。
このまま、ここで寝ちゃいたいくらいだねえ。
                    
                  *****
次の日はいつもより早く目が覚めてしまった二人。
窓から空を見れば、
おお〜♪
今日も良い天気!いい一日になりそう!
温泉に入れる7時までには少し時間があるから
宿の周りを少し散歩でもしようか。

部屋の窓から朝日を見る
昨日、慌てて宿に入ったので
写す暇がなかった玄関。
ベンチに座って
起き抜けの顔の記念写真を撮った。
飾りベンチだったのか、
2人で坐ったら少しギシギシ苦しそう。
「風除け」というのだろうか。
北国にある二重玄関。
この宿もそんな作りになっていて、
この画像はその「風除け」部分に飾られていたイーゼル。
あちらこちらに、さりげないアクセント。
小さな宿はそのオーナーのセンスが
そのまま反映されるから、好き。
この宿のもう一人の家族bel君。
もうかなりお年なんだって。
若いばかりが良いんじゃないよ。
年を重ねて輝くものもたくさんあるよ。
と、カミさんは誰に言いきかせてるんだろう。
入浴タイムの7時を待ちかねたように
2人は朝風呂に。
白濁湯がキラキラ朝日に光って最高。
ダンさん、かなり御満悦。
記念写真も撮らなくちゃ。
貸切二人占めの醍醐味だものね。
ロビーに出て朝食の用意が出来るまで新聞を読むダンさん。
本当は新聞の文字より、
ダイニングからのいい匂いのほうに気が行ってしまってる。
8時半になって「Y御夫妻」も見えたのでダイニングへ。

朝日がテラスから差し込んで気持ちのいいダイニング。
さっきからなんの匂いかな・・お腹が鳴りそうな誘惑の匂い・・
温泉にゆっくり入っちゃったから、お腹空いたぁ。
コーヒーも飲みたい!

(画像は食事編のほうを見てね。)

朝食の時も、過ぎない程度にオーナー夫妻の暖かな接客が。
ここに訪れる人たちは
多分、このオーナー夫妻の人柄に触れて
それを旅の土産のひとつにしていくのだろうと、思う。

光のたくさん入るダイニング。夜は違った雰囲気でそれも素敵でした。

チェックアウトをするダンさん
限定プランのチェックアウトは11時。
この穏やかな時間をいっぱいまで過ごしたいけれど
きょうはこれから福島の宿に向かう。
オーナー推薦のお店で、
朝食にいただいた美味しいジャムも買って行きたい。

少し早めに支度をしてチェックアウト。
外までお二人で出てきてくださって、そこで記念撮影。
下の画像は、オーナー御主人の「両手に花」バージョン。
他にもオーナー奥様が真ん中で
オーナーとダンさんに囲まれている「両手に花」バージョンも。

車に乗った私達を見えなくなるまで手を振ってくださった。
最後の最後まで飛びっきりの優しい笑顔をありがとう。
これを書きながらも、あの笑顔にまた会いに行きたいと思う。


さぁてさて、次はいよいよ福島高湯温泉へ。
宿の評判が様々でちょっと好奇心をくすぐられる温泉宿に向かう。

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那須高原 山樹庵
栃木県那須郡那須町湯本213−2710
0287-76-7776