「おしぼりうどんの店
 居酒屋「古波久」

先日、上山田温泉「ねづみや」をご紹介した時に
登場した「おしぼりうどん」


「おしぼりうどん」という変ったネーミングに興味を示していただきましたし
とても私達は気にいった味でしたので
「ごちそうさま」のページで紹介します。
おしぼりうどんは、川中島合戦あたりから
篠ノ井、更埴、埴科、上高地地方に限られた郷土食です。
「ねずみ大根」というこの地方特産の大根をおろして、
その絞った汁に味噌・薬味を入れ、うどんを食べる伝統料理です


この
「大根をおろしてその汁を絞る」事から
「おしぼりうどん」と言われます。
この「ねづみ大根」
ねづみのような形をしている、
今ではあまり栽培されない希少価値のある大根です。

辛味も甘味も普通の大根より数倍強いのです・・
と言っても二人とも食べたことがありません。

上山田温泉には何軒もの「おしぼりうどん」を出す店があると聞き、
中でも有名な一軒に行くことにしました。
それが居酒屋「古波久」です。
居酒屋「古波久」は
上山田温泉のメインストリートから
狭い露地に入った所にあります。
おしぼりうどんで有名だそうで、
旅館の宿泊客が夜遅くにわざわざ食べに来るそうです。
満員で入れずに他の店に行く客もあるとか。


夕方からしか営業していなかったのですが
最近11時から13時頃まで
営業してくれることになりました。
中はさほど大きくないのですが、
畳の部分にも椅子テーブルの部分も
灰の入った「囲炉裏」になっていて良い雰囲気です。

かなり年配の女の方に「おしぼりうどん」を注文します。
すると辛さを聞かれました。
「大辛」「中辛」「小辛」の3種類・・
初めてなので中辛を・・

あとから思えば二人で別の辛さを注文して
食べ比べれば良かったな。

囲炉裏テーブルが何とも落ち着きます

おしぼりうどん2人前
これが「おしぼりうどん」2人前です。一人前1000円です。
お椀の中の白い液体が噂のねづみ大根の絞り汁。
お味噌とネギと鰹節が添えられています。
大根の汁だけでは辛すぎるので、味噌を混ぜて味を中和させるのだそうです。
画像だけ見ると味も素っ気も無いように見えますが
鉄鍋にゆであがったばかりのウドンが素朴で惹かれます。


「辛いですから、一口目は喉に気をつけてくださいね」と店の人。

まずは汁だけ少し舐めてみる・・
ん?甘いよ?・・おいしい。あ、あとからピリッと・・でもそれほどじゃない。

味噌をほんの少し入れてうどんを食べます。
強い腰のある美味しいうどん・・うん、つけてみてもやはり甘さが先に来ます。

ゴクン、うどんを飲み込む・・あ!途端に!辛〜い!喉に来た・
お店の人が言う通りでした。
甘いと感じたので安心して汁ごとスッと飲み込んだら喉に刺激が・・。

でも、この辛さ・・美味しい!
甘みとそれ以上の辛味と旨味と・・病みつきになりそうです。
二人でペロッといただいて、
あとからウドンの茹で汁を大根汁に加えて飲みほしました。

とても美味しかった!ごちそうさまでした。
「おしぼりうどん」これからも癖になりそうです。

今度来るときは、どっちが「大辛」注文する?
(15年4月下旬訪問)
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長野県更級郡上山田町温泉一丁目44番4号
                  026-276-2787

不定休(要確認)営業時間11時〜14時
                 18時30分〜24時