新穂高温泉 山の旅舎 中尾平
                       
                       
               
中尾平の過去の宿泊記    

唐突ですが・・
初めてこのHPに来て下さったかた・・つまり「中尾平」で検索して来てくださった方は
宿の紹介や、詳しい情報は過去の宿泊記(2以降)を見てくださいますか?

そして興味が湧いて
この宿とダンカミの縁の始まりは、宿のリニューアル前に行った時の宿泊記(初回)を。
特に初回の「カミさんのオマケ話」を読んでくださったらご理解いただけるかも。

今回は情報と言うにはあまりにも私的な内容ですので。

(え?いつも私的だらけの文章だって?はい、確かに、ご「指摘」のとおりで・・・ん?)

何はともあれ、
中尾平宿泊記「その5」でございます。
中尾平には昨年の正月、
正確には一昨年の暮れから正月にかけて泊まって以来。

うちの掲示板で
「ダンカミさんのレポを読んで中尾平に泊まることにしました」
という書き込みが続いて
そのレスをしているうちに
こっちまで中尾平に行きたくなってしまった(^^ゞ

ダンさんはなかなか休みが取れない状況なので週末狙いしかない・・

そういう時に空室情報があるのって有難いね。

△マークを確かめて、珍しくネットからでなく直接電話で。
しかもカミさんが電話。(いつもはダンさんの役割)

ダンカミです・・と名乗れば早いかもしれないけど
カミさんは知らん顔して普通に

「あの・・宿泊のお願いをしたいのですが・・」


電話口に出たのは宿主さん・・
ダンカミが大好きなキャラの「みのさん」だ。

相手が「カミさん」ということはモチロンわからず。

でも丁寧で柔らかな、
私達と面と向かって話す時と少しも変わらない電話対応。
(内心、クスッと笑うカミさん)
「初めてのお泊りですか?」
みのさんが言う。
「いいえ」と、カミさん
「それはありがとうございます」

そして聞かれるままに名前を名乗ると
「あ、どうも(^^)」と、みのさん(笑)

そこで改めてカミさんも
「お久しぶりです」と、ご挨拶。

みのさんが
「もしかしたら、ホタルが見られるかもしれませんよ」と言う。

「もしもそうなら楽しみだなあ〜」

ホタルの時期には少し早いかもしれないけれど
もしも見られたらラッキー・・と楽しみに待っていた
今回の中尾平。


でも蓋を開けたら、

ホタル以上に心に灯る忘れられない「中尾平」となった・・
宿泊当日

懐かしい宿に着いたのは2時半チョット前。
チェックインは3時だから30分も時間がある。
少し大きめの宿なら
30分くらい前でもチェックイン可能かもしれないけれど
原則家族だけで経営しているこの中尾平では
出来たら宿の人を焦らしたくない・・と最近のダンカミ。


とりあえず駐車場に車だけ停まらせてもらって
周囲の写真など撮らせて貰おうかなと・・と思ったら・・


もう一台、車が駐車場に入ってきて
降り立ったのは同じ年代のご夫婦。

「まだ早いですかね」と奥さんのほうが
私達に話しかけるので

「そうですね〜・・まだ30分前ですからね〜」と

と答えていると

宿から宿主さんが出ていらして

「ご用意できてますから、どうぞ〜」って。

ありゃ〜・・申し訳ないです。

ではお邪魔しま〜す・・
懐かしいロビーと

そして懐かしいウェルカムティーです。

お着き菓子は奥様お手製の「胡麻クッキー」

風味豊かなゼッピンでした。

そして、今まで何回書いたことでしょう。

日本茶が・・・おいしい・・
私達のすぐ後にチェックインした、先ほどのご夫婦

初めての宿泊でしょうか
「お茶が美味しい・・」と言っているのが聞こえてきて
なんだか自分達が誉められているようで嬉しくなる。



初めてのときに宿帳を書いたけれど
二度目からは記帳は要らない。


このちょっとした事が
「常連さん」になったみたいな気にさせてくれて
嬉しいなあ〜っと毎回思う。


館内も部屋も露天風呂も

相変わらずの心地良さ。
「奥の湯」「前の湯」
温泉浴と森林浴とのコラボレーションで
身体も心も芯からふわ〜っと寛ぐ。


この空間が、いつでも好きな時に
「独り占め」できるという事に
すっかり慣れてしまっているけれど

思えば、とてもとてもゼイタク極まりないのだよね。

内湯だってそうだ。
こんな大きなお風呂が貸切で自由に入れるって・・
他の宿であるのかな・・

そうそう
内湯のうちの一つに変化があった。

湯舟の一部が寝湯できるように
ベッド状に高くなっていて
頭の座りのいい枕が二つ。

気もち良すぎ。

ウトウトとますます長湯してしまいそう。
時間制限なしの貸切だけれど
そこはマナーをわきまえた宿泊客ばかりだから
大丈夫だろうな。
4つの内風呂が並んでいるエリアにビールなどが入っている冷蔵庫が置かれていて
記名して自由に買えるようになっているけれど
「浴室内ではご遠慮ください」と張り紙が。

以前は、このお風呂で缶ビールを飲んだ記憶があるけれど
張り紙があったのは気がつかなかったな。

あったならごめんなさい。
モチロン、今回は飲んでいません。
一番大きなお風呂で
窓の外を眺めていたら・・

あれ!何かが?

あ!!

猿です。サル!!
慌ててカメラを向けたけれど

ウマく撮れませんでした

でも、なんとなくわかるでしょうか

矢印を付けておきました・・
ちょっとビックリはしたけれど
思えば猿が現れても不思議がないくらい
自然に恵まれたこの環境。
今回も

山野草や新緑の木々の美しさに目を奪われ
元気が貰えた充実時間でした。

充実時間といえば・・
中尾平の大きな楽しみの一つが食事。

毎回違う食事のメニューは
モチロン楽しみなのだけれど

それだけではなくて

この宿は
食事時間そのものが好き。


食事処も、給仕するスタッフも

全体を見守りながら接待する

宿主さんの雰囲気も好き。
個室食事処や部屋食が
原則的にはベストなのだけれど

この宿に関しては別。

毎回
泊まるたびに、
この食事処で思い出ができるのだもの。

前菜(キウイの生ハム巻き
イカの南蛮味噌和え・枝豆
今回も、あり過ぎるくらいの思い出が(笑)
それはまた後ほど書くけれど


相変わらずとても美味しい
奥さんの手料理・・

毎回「これ、どうやって作るのですか?」と
聞いて見たくなるメニューが。

煮物(こも豆腐、かぼちゃ、ナス)
そして、実際聞くと
厨房で頑張ってらっしゃる奥さんの代わりに
宿主さんが、ちゃんとレシピを答えてくれるという
連係プレーにも参る。

錦糸芋
二人の息子ちゃん達もビックリするくらい大きくなって・・
ますますスタッフとして
なくてはならない存在になっている。

パプリカのマリネ
今回もアルバイトスタッフの女の子がいたけれど
彼女も抜群の好感度。

毎回思うのだけれど
この宿はスタッフがなんでこんなにイイのだろう。

大まかな事しか教えてなくて後は本人に任せていると
みのさんは、言っていたけれど・・

とうもろこし豆腐
宿主さんが、各テーブルの様子を見ながら
それぞれにさり気なく回って会話をする雰囲気も好き。


この宿に泊まる目的の一つが
この宿主さん(みのさん)に会いに来ることなのかも・・
と毎回思う。

リピーターだからではない。
初めて訪れた時から、この印象は少しも変わっていない。

牛すね肉と新玉葱のスープ
チェックインの時に私達と同時に入ったご夫婦が
近くのテーブルで、
先ほどから奥様がとても楽しそうにお酒を飲んでいて
宿主さんや、スタッフ(息子ちゃん)と会話が弾んでいた。

だんな様は飲まれていないらしかったが、
優しく楽しそうに奥様の話を聞いている。



奥様のほうが
宿主さんに「ちょっとお聞きしていいですか?」と
言っている声が聞こえた。

飛騨牛ローストビーフ
宿主さんが、その席に近づくと
奥様が私達を見て

「あのお二人、ダンカミさんですよね」と!

私達は、思わず、食事の手が止まって
固まってしまった(笑)

「はじめに駐車場でお見かけした時からわかってしまって、
嬉しかったです」


と、奥様(後に「はまさん」で掲示板に来てくれた)

白海老の天麩羅



他に岩魚の笹焼き
御飯・漬物・お吸い物があったけれど
撮り忘れ
あとはもう、恐縮する私達に
はまさんは

「大好きです」

「ハードユーザーです」

「勇気をいただいてます」と

益々恐縮するも嬉しい言葉を掛けてくださって・・

本当に隅々までHPを読んでくれていてビックリ。
それからずっと、会話が弾んで・・


でも、サプライズはそれだけではなかった。

しばらくすると
後ろの席のご夫婦(Sさんご夫妻)が
声を掛けてくださって

「ダンカミさんにお会いできたなんて嬉しい」と!

え〜〜っ!

またまた恐縮。

はまさんと話していたからでなく
やっぱり見たときからわかったって。

はまさんが私達に話しかけているのを見て
Sさん達も話しかけてくれたようだ。

デザート(ヨーグルトシャーベット)
Sさんご夫婦はうちのHPで中尾平を知って
今回で3度目の宿泊だそう。

「ここに来れば、いつか
ダンカミさんに会えると思っていたけれど
こんなに早く会えるなんて感激」


本当に嬉しいことを言ってくださって・・
私達こそ、感謝感激。

ダンカミさんのHPがなかったら
こんなイイ宿を知らないでいた・・と

これも本当に嬉しい言葉。

後ろの席にいらしたSさんご夫妻と・・
その後も宿主さんには申し訳ないくらい、ゆっくりとお話させていただいて
楽しい夕餉が過ぎていった。


外は生憎雨模様だったけれど
それでも、息子ちゃんたちが偵察に行ってくれて
「少しだけ居る」と教えてくれたホタルの生息地まで夜の散歩。

念願のホタルが、息子ちゃん達の報告通り

「少しだけ」光ってくれた。

散歩道でもSさんご夫妻と一緒になって、お喋りしながらの帰り道。

またこの宿でお会いできたらいいねと。

本当にそう思う。
翌朝。


はまさんが
「夕べはすっかり酔ってしまって
すいませんでした」と。

いえいえ、とんでもない。

陽気なお酒で楽しかったです。
朝食が済んで部屋でノンビリと窓の外を眺めていたら
はまさんご夫妻が露天風呂に向かう姿が見えた。

普通だったら
他の宿泊客が見えても見ないふりだけれど
昨日、お友達になった仲。

行ってらっしゃい!と手を振ってパチリ。


楽しいね。
チェックアウトの時

折角だから一緒に記念写真を撮ろうよと

ミニ撮影会。
チェックアウトが一緒になった
Sさんご夫婦も一緒に
6人で貴重な記念写真。

思い出に残る宿泊となりました。
カメラマンの宿主さん、ありがとう。

今回も
やっぱり居心地最高の
素敵な「中尾平時間」を満喫できました。


毎回毎回
嬉しいエピソードが生まれる宿。

次回はいつになるかしら・・
今回は、もう何度も紹介している宿なので、
HPの宿泊記は更新しなくていいかなと思っていた。
これ以上、みんなに紹介したり説明したりは要らないようにも思えた。


ところが今回のサプライズ・・
こんな素敵な思い出は
やっぱり心や写真だけじゃなくて、文としても残したくなった。

だって
誰のためでもない
二人のためのHPだもの。

好きなように、好きな時に好きな形で作っていこう。

そうして後から二人で読み返したときに
「そうそう、そうだったね」と思い出せたらいい。


その上で
欲を言えば

そんな勝手なHPが
ほんの少しでも誰かの役に立つ事があるのなら
楽しんでもらったり元気の元になるのなら
それはもう、言い尽くせないくらい幸せ。

今回は、そんなことを改めて思い出させてくれて
私達が励まされた・・・そんな旅になった。

ありがとう。
これからも元気にダンカミを続けられます。

ありがとう。
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岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾436-25
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