新穂高温泉 山の旅舎 中尾平

      -念願の「温泉で年越し」をついに実現!の巻(前編)-
               
年末年始 ひとり18900円(税込み)
中尾平の過去の宿泊記          この後の宿泊記  
※ 4回目の宿泊記なので情報などは省いてあるものも。過去の宿泊記と合わせてご覧いただいたら詳細がわかると思います。
今年最初の宿泊記は
念願の「年越し温泉」が果たせた「中尾平」から始まる。

中尾平にはこれで4回目の宿泊となり
できるだけいろいろな温泉に行きたいという二人の主旨が微妙に変化してる?
いいえ、今でもその思いは変わらない。
でも、年越しの温泉は、間違いなく居心地のいい宿にしたかった。

              「山の旅舎 中尾平」
大晦日が近づくに連れて
天気予報が気になる事気になる事。
どこの予報でも見事な「大荒れ」
ピンポイントで奥飛騨を見ても
大きな雪ダルマがずらりと並んでいる。

「・・天気予報はあてにならないから」と
願いにも似た独り言。

が、大晦日の朝
天気予報は正確だった。
「・・・・・」空を見上げる二人。
でもまあ・・
雪見の露天風呂が堪能できるんだから、いいとするか。

スタッドレスタイヤにさっき履き替えたばかりの愛車は
雪の長野市を出発する。
まずは高速で松本まで。
あれ?インターを降りたら
雪が何もない!カラッカラ。
「わあ、良かったねえ」とカミさん。
やっぱり降ってない方が楽だよね。

しかしカミさんは気がついてない。
松本と奥飛騨は全然天候が違う。
ほ〜〜らね。

ちょっとずつ、景色が変わってきたでしょう。

「・・・・でもやっぱり折角だから雪がないとね」

雪があったほうがいいのか、ないほうがいいのか
どっちなんだ、カミさん。

どっちでもいいの。
お正月をダンさんと温泉で過ごせる。
それが出来るなら、たとえ嵐でも吹雪きでもいいの♪

そんな調子いい事言ってると・・本当に来るぞ。
ほら〜〜・・来た。 吹雪・・

わぁ・・・来た・・

こんな凄い雪の中を普通に(必死に?)運転できるダンさんを
心から尊敬し、信頼してるカミさんは
ノーテンキにシャッターを切っている。
必死のドライブして、やっと到着した中尾平。
いつもなら、まずは撮るはずの建物や玄関の画像がない。
だって吹雪で車から降りるのがやっと。、写真どころじゃなかったんだもの。

3時チョット前。チェックインの時間ちょうどなのに
もう駐車場には車がずらり。
みんな早い!と驚いたけれど、これには意味があったのを後で知る。
玄関に入ると、奥さんが
にこやかに「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。
笑ってる顔が
「また来ましたね」と言っている。


ロビーのソファに腰掛けていると、ご主人も登場。

「とうとう(年越しに)来ちゃいました」と私達。

ウェルカムのお茶が・・懐かしい美味しさ。
毎回「美味しいです」って
わざわざ伝える。そうしたくなる美味しさだから。

今回のお菓子は手づくりの
紫芋とリンゴの羊羹。
美しい色と、
口に運んだ時に広がるリンゴ味との相性がいい。
客室エリアである二階。
リニューアル後に初めて訪れた時に「いい感じになった・・」と感激した
その雰囲気はそのまま。

多分、何度訪れても、いつ訪れても
この暖かなウェルカムの空気は変わらないだろう。

廊下をこの視点から見るのが好き♪
そうだ!
何箇所か、今だけの限定インテリアがあった。

廊下のコーナーの、お正月飾りや
壁の装飾コーナーの
可愛い鏡餅。

大きなホテルや旅館で見られる
派手なお正月飾りはないけれど
家庭的で可愛らしい「新年グッズ」は
見てるだけで思わず口元が緩む。
今回は23号室。

部屋に関しては
何度も紹介しているから
説明はいらないだろうし
どう撮っても同じアングルが
過去の画像にある。
それでもやっぱり撮ってしまうのは
HPを意識してか
思い出のためか・・

多分両方でしょうね。
HPが「発信」の手段なのは判っているけど、
そして
それを意識して作っているはずだけど、
ふと、時間のあるときに
過去に作ったページを読んでみると
その時の記憶が昨日の事のように蘇ってくる。

多分、HPを作る以前のように
写真だけでアルバムを作っていても
これほど鮮やかに記憶が蘇らないと思う。

だから、面白い。
書いておいて良かったと思う。
だから、この頃は「思い出」のために書いている事が多い。

だから・・・「情報」としての内容は二の次になってしまう。

でも、それでいいよね・・と、この頃思う。

撮影に余念のないカミさん
こうやって室内を撮っていて
改めて「素敵に改装したものだなあ」と感慨深い。

この宿に初めて泊まったときの事を
ふと、思い出す。
改装前に初めて訪れた時の部屋宿泊記1から)



案内された部屋は半畳の踏み込みに6畳の和室。二人用です。
それにロッキングチェア&テーブル、
細長い鏡台を置いた窓側部分。

部屋には小さなテレビと内線電話。温風ヒーター。ポットとお茶セット。
テレビの傍には注意書きが。
「隣室にご迷惑にならない程度の音量でお願いします」と。壁が薄いのかも。
トイレ、バス、洗面台、冷蔵庫なし。金庫無し
なんか、ここだけ読むと
我ながら素っ気無い書き方(~_~;)

お風呂も食事も人も
申し分なかったこの宿の
この畳の部屋に二人で座って

「二部屋をひとつにして
洗面・トイレつきの部屋にすればいいのにね」と
話していた。
勝手にああだこうだと「コンサルタントごっこ」をしていた。

それが
まさか、本当に希望通りのリニューアルされるなんて
この時には想像すらしなかったのに・・

完全武装です。
露天風呂のために持参したベンチコート
そんな事を思い出しながら
シャッターを切ったり、
備え付けの湯沸しポットを使って
お茶を飲んだり。
一休みしてたら、さっきまで猛吹雪だった外が
「小吹雪」くらいに。

今のうちに露天風呂に入っちゃわない?
勿論、「奥の湯」のほうに。
奥の湯は・・奥にある。
玄関出て、
露天風呂エリアに行って
「前の湯」を過ぎて
階段を登って・・やっとそこにある。

奥の湯には屋根がない。
だから天候に、もろ影響される。

奥の湯への階段が雪で〜
宿のご主人のブログ「あるじの日記」
12月31日付けで天候に触れていて

「露天風呂(特に「奥の湯」)では、
吹雪の中での入浴が体験できる、貴重な年末です。
なかなか勇気が必要です。」


というクダリが有る。

まさか私達を想定して書いたとは思わないけど
その勇気ある、というか、物好きなお客が・・ここに約2名(~_~;)
完全武装で行った「奥の湯」だけれど
入るときには嫌でも裸にならなきゃいけない。

更衣室で脱いで、湯舟に入るまでの数歩が
笑っちゃうくらい寒い!

でも、ジワリと身を沈めた温泉は

うう・・気持ちよすぎ〜・・

ダンさんは撮影中は流石に
裸の上にベンチコートを着ないと寒くて駄目。

急いで何枚か写して
それから湯舟に飛びこんだ。


気持ちいい〜〜・・・!っと
思わず唸る。
画像ではよく分からないけれど
実は細かい雪が降りしきっている。
そして風が冷たい!

首から上が痛いくらいに冷たくて
湯舟の中の身体は最高に温かい。

このギャップが吹雪の中の露天風呂の醍醐味(笑)

しばらくするとカミさんの髪が雪で白くなった・
そっと髪に触れたら、凍っている感じ!
力を入れたら髪がポキッと折れちゃう?怖っ!

帰るときは滑らないように手すりにしがみついて・・
髪が折れないうちに内湯のほうに退散。

中尾平は
6室の客室に露天風呂二つを入れて
全部で6つの貸切風呂がある。

しかも、空いていたら
24時間いつでも何度でも入れるという嬉しい宿。


一番大きなお風呂が使用中だったので
次に大きなお風呂に入浴。
二番目に大きいと言っても、この広さ
カミさんの入っている画像()があるけど、大きいでしょう!
実際には画像以上に広く感じるかも。

これで貸切なんて、初めてこの宿に来たときには感激したなあ・・
浴室に入った途端、歓声をあげてしまったっけ。

何度も訪れている二人は
さすがに歓声はあげなかったけれど
やっぱりここの貸し切り内湯は半端じゃなく気持ちいい。
広くて気持ちがいいのは脱衣場も一緒。
清潔で暖かな木のぬくもりがあって
ここの居心地も最高。
ただし、貸し切りだから、次の方のことも考えて
お風呂から出たら速やかに着替えましょうね。
下の画像は一番大きな貸し切り風呂。
この大きさは圧巻だと思う。
これで貸切ですよ。無料で24時間ですよ。
勿論、温泉です。

ニ方向に開口部があって開放感も抜群。

リニューアル前に この宿を訪れた時から
この風呂の存在感はちっとも変わらない。

リニューアルで露天風呂も出来て
ますます充実したラインナップだけれど
この威風堂々とした内湯は
中尾平の顔だろう。
この画像はもうひとつの
貸し切り露天風呂「前の湯」の入浴目線。

(浴槽全体の画像は過去の宿泊記に載せてます。

ほの暗い明かりの中での入浴だったのだけれど
大晦日の夜の「温泉納め」として
申し分のないムーディーな雰囲気。
しんしんと降る雪が
ほのかな光の中で
キラキラと美しい。

このお風呂は屋根付きで
天候に関係なく入れるから
真冬でも少しの勇気があれば入れそうだ。
風が有るので
雪が横に降ってきて
屋根があっても顔や身体にあたって
少し痛い。
でもその刺す痛さが気持ちいい。

やっぱり物好きかなあ・・
温泉三昧したあとは
いよいよ待ちに待った夕食。
いつも楽しませてくれる手料理だけれど
大晦日の今日は、さて、どんな料理になるのかな。
とてもとても楽しみ♪

                            後編に続く
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岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾436-25
0578-9-2568