中房温泉

            20年10月中旬
別館宿泊 @17000円 (税込み)
中房?

ああ、うん、中房温泉ね。

知ってるよ、温泉のデパートなんでしょ。


秘湯の宿でもあるよね。夏は登山客が多いんでしょ。

うん、知ってるよ。

焼山で蒸し料理できるんでしょ。


よ〜く
知ってるよ。

知ってるけど・・なんだか乗らないの。

でも、よく知ってるよ。
    ・
    ・
    ・
いえいえ、な〜んにもわかってなかった。
一部のクチコミだけ見て、なんか敬遠していた。

でも、このところ、
我家と感性が似てるとダンカミが勝手に思っているネット友達たちが
中房にリピーターしていて、にわかに気になり始めた。


そんなにいいの?
「ものさし」の目盛りの幅が
我家と同じであろう友人の情報は、正直、心惹かれた。
悩みながら、でも行きたい温泉の筆頭候補に入れた。

空き室情報を見ると
平日はいつも大体空いている。

天気予報と睨めっこして、ぎりぎりまで待って予約。

信州の自然と温泉の宿「中房温泉」

ネット友達の感性と我家の感性の一致は見られたか?
否か?
信州はまさに紅葉のピーク
中房温泉までのドライブも
好天気の中、見事な紅葉を楽しみながら・・のはずだった・・


確かに紅葉は見事だったけれど
それ以上に中房温泉に行くまでの道の狭さも見事だった(笑)

道が狭いよ・・というクチコミはあった。
でも、長野育ちのダンさん、山道は慣れてるよ・・と
タカをくくっていた。

でも・・そのダンさんが狭いと思うくらい狭かった。
対向車がいなきゃ、どうってことないのだけれど。
変な場所で対向車に出くわしたらアウト。


で、紅葉どころじゃなく
次から次へと現れるカーブミラーを凝視しながらの運転。


「雨の日や夜は絶対に通りたくない道」をなんとかクリアして・・

紅葉は素晴らしかったけど、それどころじゃない

道の狭さがゼンゼ〜ン表現できてない!残念!
やっとの思いで中房温泉の駐車場付近についたのは12時頃。

予定通りの2時間のドライブ。


チェックインは3時だから、早く着き過ぎ?
いいのいいの、これも予定通り。

駐車場前に管理のオジサンがいて、名前を聞かれる。
チェックインの前に焼山に行きたいというと
丁寧に説明してくれて
「焼山で時間を潰していただいて・・3時まで待たなくても
2時過ぎたら宿に入れますから・・」とニコヤカに言ってくれた。


あれ〜・・?印象が至極良し。

以前ネットで、この駐車場の管理の人について、
マイナスイメージのクチコミを見たことがあるのだけど
全然クチコミと違うよ。

スゴクいい感じで
旅の始まりには嬉しい「第一宿人(だいいちやどびと)」でしたよ。
駐車場に停めて
焼山で使う荷物だけ持って降りる。

駐車場のそばに
この宿が管理しているらしい
公衆トイレがあるのだけれど、
これがとても清潔。


たかがトイレ・・されどトイレ

なんだかこれから泊まる宿の
大事なところを見せられたような・・
そんな気がした。
あ、ここにも赤いポストが。

やっぱり秘湯の宿のお約束なのかな?
チェックインはまだと思ったけれど
フロントに声を掛けたら、手続きだけ済ませる事ができた。


ダンさんはここで
初めて「そばアレルギー」の話をする。
予約のときに言い忘れたが
「そばがき」が出るらしいと知って、一応ね。

でも急なので
「蕎麦が原料のものを教えてくれればいいです。
カミさんが食べますから」と言い添えた。


中房温泉のマップを貰って
さて、まずは大きなお目当ての「焼山」へ♪

中房温泉のマップ
これ、み〜〜んな、今日の宿の敷地です。
さっきから焼山、焼山と言ってるのは

宿の裏の山を、こうして15分ほど登ったところにある
ちょっとした丘のような場所。

ここに実は「お楽しみ」があって・・
こ〜んな所です。
屋根だけある小さな休息処には
先に殿方がいたので
二人は少し離れた所のテーブルと椅子に。

紫外線予防でカミさんは日傘です。
標高が高いからもっと寒いと思っていたけれど
今日は、暑い暑い。
誤算だなあ・・と思っていたら

向こうの屋根つきの休憩処の殿方が
「暑いほうがお好きですか〜?
ならいいんだけど」
と、
ヤンワリ誘ってくれた。


で、早速荷物を持って合流。
この荷物というのは
ビール、おにぎり、フランクフルト、ジャガイモ
鮭と野菜のホイル包み
お菓子など・・それにアルミホイル、調味料♪


フランクフルトと生のジャガイモをホイルに包んで
砂の中に入れる。

それに殿方から戴いた「有機卵」も。


ここは温泉の地熱で
砂が熱くなっているので蒸し焼きができるのだ。


楽しみ〜〜!
待っている間に
3人でミニ宴会♪

登山大好きな方で
いろいろ楽しい話を聞かせていただいた。

今日は秘湯の宿のスタンプが10個溜まったので来たとか。

スタンプ帳の半分以上は中房温泉だって!

そろそろ出来たかな?
掘り出す時の目印をしたはずなのに
見つけるのに苦労しちゃって
折角の鮭のホイル包みは
スコップで目茶苦茶にしてしまって、大笑い。
でも、本当に美味しかった〜〜!

フランクフルトは特に大正解!

ジャガイモはちょっと大きすぎて、まだ少しナマ。

いただいた玉子は、もう最高!
これもいただいたサツマイモ。

千葉の方で、これも地元のお芋だそう。

ホックホック♪ビールが上手い!
もう楽しくて楽しくて時間があっという間に過ぎてしまった。

千葉からいらした「相談役のIさん」、お相手していただいて本当にありがとうございました!
最高の焼山初体験でした。

ここは大人でも童心に帰ってのオママゴトが出来るんだから
子供が来たら、喜ぶだろうなあ

Iさんとのツーショット
そろそろチェックインの時間だね。

記念写真を撮って
「ありがとうございました・・あ、でもまた宿で会えますね」
ここ気にいっちゃったね〜〜
また来たいねえ〜
焼山の事は
話には聞いていたけれど
実は大きな誤解していた。

チェックインからチェックアウトの間だけ
利用できると思っていたのだ。

そうすると連泊でもしない限り
焼山でのんびりしてる時間なんかないと思っていた。

なんせ、デパートと言われるくらい
沢山の温泉に入らなくちゃならないんだもの。


ところがネット友からの情報で
宿泊者はいつでも焼山入山OKとのこと。


な〜んだ♪

これが決定打になって、宿に予約電話を掛けたワケ。

帰りの道も結構キツイ。
気をつけて降りてね〜
転ばないでね〜

荷物をみんな
ダンさんに持たせたカミさんは
気楽なもんです。
降りる途中にあった源泉が噴出しているところ。
中房温泉のあちらこちらで見られる。
自然に湧く豊かな温泉。
焼山を降りてから、さっき宿で貰った温泉マップを見たら
少し離れた所に「白滝の湯」という露天風呂が載っていた。

ここ、お宿に入る前に見に行かない?
もし、誰もいなかったら入っちゃおうか。

地図を見ながら方向を確かめて歩く。
途中、宿の従業員らしき人達と擦れ違ったけど
みな「いっらっしゃいませ」と頭を下げて通る。

登山客か宿泊客か区別できるのかな・・できるよね、この軽装だもの。

ここらしい、到着。そっと湯舟を覗くと・・誰もいない。

「急いで!」とダンさんがカミさんを促す。
簡素な棚のみの脱衣場。
この形式が混浴の一番のネックなのだ。
でも、この露天風呂を見てよ。

こんなのを見せられたら、
もう入らないわけには行かないでしょ。

例え、脱衣場がなくたって
例え、すぐ横に登山者が通る場所だって。
野湯のような作りだけれど、清潔。

メンテネンスがちゃんとしてることに感心。

湯舟のそばにこんなボードがあった。

天井付近を見ても、棚の隅を見ても
くもの巣などの類がない。(あっても不思議はないのだよ)

見回りの人が清掃しているのか。
お湯の温度は・・ちょうどいい♪

ゆっくり浸かっていられるくらい。
山の紅葉を見る・・

ふ〜〜

最高だね、たまらない
この頃には

まだ宿の中にも入ってないのに

もうこの中房温泉をすっかり気に入ってしまった。
こんな野湯みたいな温泉が
まだいくつもあるなんて♪

野湯大好きカミさんは考えただけでも
ゾクゾクします。
「白滝の湯」から宿に向う道。

宿の人が箒で落ち葉を掃いている。

この光景は後で何度も見かけた。

「箒のオジサン」はいつも自分の役割を果たしていた。


「いいお湯でした〜」というと

「ありがとうございます」と丁寧に言われた。
宿の裏手に出る。

「飲泉場」があって

温泉と湧き水、両方が飲めるようになっている。

夏場はここでキュウリが冷えているようだったけど

さすがに今の時期にはなくて

「冷たいキュウリをどうぞ」の文字だけがあった。
宿のすぐ裏にある「足湯」の「綿の湯」

目の前を通り過ぎただけ。

ここも以前は普通のお風呂だったんだって、
この開放感のままで。

ちょっと、流石のダンカミでも入れなかったかも。
湯治棟でもある「本館」。

今日泊まるのは「別館」のほうなのだけれど

この本館の雰囲気もすこぶる良い。

大好きな「鶴の湯」とか「長寿館」に

どことなく似ている。

この中房温泉

なんだか素敵な予感がする。

さぁ、いよいよチェックイン♪

な〜〜んか楽しみだね♪
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