草津温泉 草津ホテル
14年5月下旬
二人一泊2食  15,000円・20,000円
今回の温泉旅行、めずらしくふたりきりではない。
カミさんの両親と妹夫婦が合流しての夫婦3組の温泉旅。
実はこの春、両親が揃って70歳の誕生日を迎えたので
折角だから、たまには温泉で・・ということに。
幹事のダンさん、今回は始めから宿を決めていた。
それが、草津温泉の「草津ホテル」
もっと言うと、部屋は3室予約したが、両親の部屋は指定した
それは、「辛夷(こぶし)の間」
両親が、昔、泊まった部屋で余程気に入ったらしく、私達に
何度もその部屋の話をしていた。
で、今でも果たしてあるのかなあ・・と草津ホテルの予約時に
訳を話して聞いてみた所
「それはそれはありがとうございます。
はい、辛夷の間、御用意させていただきます。」良かった!あった!


妹夫婦と私達は普通の間(?)
一泊15,000円と20,000円。
ああ、人数、曜日による違いはないんだよ。そこがいい。

この旅行、2タイプの料金設定の違いを検証(?)できるという
かわった経験がオマケについた面白旅行となった。
今回は、エピソードよりそこらへんを中心に。
なんせ、にぎやか旅行だったんで、エピソードはキリがないから。
さて、草津よいとこ、一度はおいで・・はじまりはじまり。
横浜組(両親と妹夫婦)は新宿発の高速バスで
草津の湯畑前まで直行。お宿集合となっているので
私達はのんびり志賀高原をドライブしながら、草津に。
途中、あんまり見晴らしのいい所があったので
思わず車から降りて、記念写真。ぱちり!
雲がすごいでしょう!山登りの経験のない二人だが
ほんの少しアルピニスト気分。

正面玄関
草津ホテルは湯畑から少し離れた、
西の河原公園の入り口に位置する、木造3階建ての和風旅館。
すぐ隣には・・というより、同じ敷地内に
片岡鶴太郎記念館がある。
カミさんが鶴太郎のファンなので、設立してすぐ
訪れている。
西の河原の大露天風呂も入った事がある。
という訳で、ゴチャゴチャした温泉街で迷う事もなく
スムーズに草津ホテルまで到着した。
チェックインの時間通りの2時。
ホテルと言っても、対応は旅館そのものって感じ。
フロントで夕食と朝食の時間を聞かれる。
こちらの都合に合わせてくれるのはありがたい。

横浜組を乗せた送迎バスが到着。

両親の部屋と私達とは違う棟にあるため、
途中から二手に分かれる。
じゃあね、あとで辛夷の間、見に行くからね。

私達が通されたのは3階の白根の間。妹夫婦はその隣。
2畳のエントランスに10畳の和室。窓際の板張り。
バストイレはユニット式でウォシュレット。
なかなか落ち着いた雰囲気だし綺麗だしいいじゃない。
さて、それなら辛夷の間はどうなんだろう?
さっそく、妹夫婦と連れ立って、辛夷の間へ。

白根の間
辛夷の間がある(多分本館というのだろうか)棟に
行くと、廊下の雰囲気がちょっと変わった。
今までナチュラルな色合いだった廊下や壁の柱が
黒塗りの民芸調のムードに統一されている。

辛夷の間、焦げ茶の大きなドアを開くと、
まず目に飛び込んできたのは、エントランスというより廊下。
その廊下の奥の洒落た和ダンス。
和室12.5畳の部屋を、エントランスからテラス側にかけて、
ぐるりと回り廊下が囲んでいる。
照明や調度品はすべて民芸調に統一。
ガラス戸は2重。外側はサッシ、内側は木製だが
ビックリするくらい軽く開閉できる。
バストイレはユニットだったが大きい。

あとからこのホテルのHPを見たら、部屋の写真はこのタイプだね。
やっぱり、いい部屋を紹介してるんだ。

両親、まるで自分の部屋のように自慢している。
そのくせ、
「前はもっと、箪笥も新しかった気がするんだけど」
当たり前です、おかあさん。
言わせてもらえば、それだけあなた達も
歳をお取りになったのです・・。


辛夷の間のドアを開けた
左手が部屋

小浴場の露天風呂
(3畳ほど)
(お風呂)
大浴場と小浴場があり、それぞれに庭園風露天風呂が
ついている。
24時間はいれるが、午後10時で、男女交代。
それまで大浴場は女性用。


露天風呂は四角い木造の風呂で、そのものは風情があるが
温泉街という事で展望はない。
他に、2種類の無料貸切風呂があって、
フロントに申し込めば部屋まで鍵を持ってきてくれる。
私達は入ったが、ごく普通のお風呂だから
特に勧めないかな。部屋のお風呂でもイイかも。

カミさんが早朝、小露天風呂に一人で入っていたら
熟年の御婦人が入ってきた。
御主人の出張に便乗して初めて草津に来たそうだ。
片岡鶴太郎の泊まった部屋に宿泊しているそうだ。
襖いっぱい、牛の絵が描いてあるのよ、と言いながら
鶴太郎とここの社長が親しい事など話してくれた。
初めての草津なのに詳しいな・・とカミさん。
部屋代を聞きたかったが、そこはさすがに我慢。
家に帰って調べたら、親の泊まった部屋のほかに
25,000円があったから、そこだろうと推測。

大浴場の内湯

大浴場の露天風呂
(10畳ほど)
ここは、風呂上りの休み処が気持ちいい。
吹き抜けのホールに畳の休み台が設置してあり、
冷たい麦茶が用意してある。
囲碁のセットもディスプレーではなさそうだ。
階段ダンスがホールの隅に置いてあり、カミさん
興味津々。
このホテル、廊下にもさりげなく民芸ダンスが
おいてあったりして、女性が好む宿かも知れない。
(食事)
部屋食が原則だが、うちは6名なので別室での食事。実はこの食事も興味があった。
ウチとしては食事内容はみんな同じでも良かったのだが料金設定の関係でそうもいかなかったらしい。
部屋の違いはわかった。食事は果たして、どのくらい違うか・・

感想からいうと、それほどの差は感じなかったのが本音。
量的にはあまり大差はないからだろう、食材に違いがあるらしい。
たとえば私達は普通の鍋。両親は海鮮鍋、という具合。
天ぷらや、デザートが少し違ったかな?
まあ、ワイワイがやがや、ワインやビールを飲みながらのミニ宴会だったので、
あんまり、こまかいリサーチができなかった。写真をみて比べてみて。

あ、そうそう、ワインが2本、サービスでついた。日本酒とワイン、どちらでもいいらしい。
辛口で美味しかった。ふだん、あまりワインを飲まない両親も美味しいと言って飲んでいた。
なぜか番頭さんが配膳をしてくれるのだけど、一品一品丁寧に説明してくれる。
最初のウチは少し固い感じもあった番頭さんだったが、私達がワイワイガヤガヤ食材のことなど
聞くウチに、かなりくだけて「それは、企業秘密でございます」なあんてセリフも出た。そうでなくっちゃ!

私達の夕食
下の2品も

両親の夕食
下の2品も
           
後から出された共通の料理

私達の朝食

両親の朝食
翌朝、5時にお風呂に入った後、ふたりで西の河原や湯畑を散歩したのだけど
月曜日の早朝だというのに浴衣姿の観光客の多いこと!
さすがに一度はおいでの草津だね。
途中の温泉饅頭やさんも
できたてのホカホカ饅頭を試食してもらおうと、道の真ん中で待っている。
お陰で朝から、できたて饅頭、いくつも食べちゃった。
ホテルに戻って、ロビーで新聞を読んでいたら、
おはようございます、という軽やかな声とともに熱めのお茶が出された。
美味しかった!
チェックアウトの時も、ロビーで送迎バスを待つ人たちに、
手際よくさりげなく従業員がお茶の接待をしていた。

外はいつの間にか雨が降り出している。
横浜組を一足早く送り出した私達もそろそろ出発。
従業員さん達の玄関での見送りで、車を出した私達。
エントランスを出るとすぐ、
激しくなった雨の中で傘をさして、こちらに深々と頭をさげている
和服姿の女将さんがいた。

「ありがとうございました」
雨の音で声は聞こえなかったけど、お互いにそう言ったはず。
お世話になりました。横浜の両親も妹夫婦もとても喜んでおりました。
ありがとうございました。(カミさんのオマケ話
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群馬県吾妻郡草津町479
0279-88-5011