切明温泉 雄川閣
5月下旬
入浴のみ300円
10:30〜18:00
長野の北の方は豪雪地帯が多く、
冬季閉鎖になる道路もめずらしくない。
志賀高原から秋山郷に抜ける志賀秋山林道もそう。
冬季閉鎖というと、普通は4月一杯が多いが
ここはその年によっては、5月の終わりごろまでということもある。

それが、今年は雪が少なく、もう開通していると聞き、
ダンさんとカミさんは、じっとしていられなくなった。

秋山郷には、噂で聞いた河原沿いの露天風呂、
切明温泉があるのだ。

ダンさんは、信州の人間なので、秋山郷という土地が
いかに秘境か知っている。
最近は、道路もなんとか舗装されたと聞くが
それでも冬は勿論、雨の日だって、正直、走りたくない。
カミさんは、ガイドブックだけ見て
ここだあそこだと言っていればいいのだから気楽なものだ。
それでもダンさん、やはり一度は行っておきたい。
幸い天気は快晴。
よし、行くか!温泉グッズと長野の地図を片手に、さあ、出発!
切明温泉までの道は、思ったよりずっと綺麗に舗装されていた。
快晴の空の下、緑の木々の中を走っていると、それだけでも
森林浴で健康になる気がする。
ただ、時々見られる、雪崩の後のような雪の塊は、ここが
いかに雪深い所かを教えているようだ。
クネクネと曲がりくねったこの道。
冬季閉鎖じゃなくても、冬はお断り。

10時半頃、目的地の切明温泉「雄川閣」に着いた。
広い駐車場に車は数台。
玄関からはいると、ロビーはまだ掃除中だったが
売店の女の子にお金を払い、
お風呂の場所を教えてもらって直行。
ひとり300円は安いよね。
公共施設だからか、宿泊代も確か安いと記憶している。
ロビーから階段を下りると男女別の内湯の入り口と
露天風呂への出口(ドア)がある。
私達は、迷わず露天風呂へ。
たしか、男女別の脱衣場があると聞いていたが・・。
あれ?確かにあるけど・・。確かに男女別だけど・・。
まあ、説明より写真を見てもらったほうが早いかな。

お風呂にも周りにも誰も居なかったから
本当の感想はわからないけど
この脱衣場は結構deepだったかな?
これなら、内湯の脱衣場で着替えて、タオル巻きで
露天に来た方がいいかなと、カミさん。

風呂から見た
脱衣場(手前が女性用)
露天風呂は河原を見下ろす位置にあって
湯船に浸かって対岸をみると、新緑の山々がクッキリ見えて絶景。

湯は奥の浅めの露天がすこし温め。
手前は今の時期にはちょうどいい温度。
透明で、あまり癖がない。
カミさんが少し身体を乗り出して、対岸を見た。

「誰も居ないなあ、確か、ここら辺だと思うけど。
温泉が出ている所、わかる?ダンさん。」

切り明け温泉は手掘りのマイ・露天風呂で有名なところ。
河岸に温泉が湧き出ているので、シャベルで掘って
川の水で埋めて入るらしい。

そう聞けば、ロマンチックにも思うが、
実際そんなに簡単なワケない。
庭の土を掘るのだって大変なのに
砂利を掘るなんて無茶だ・・とダンさんは思う。
第一、誰が掘るんだ・・俺しか居ないじゃないか。

「この辺りじゃないのかもな。」
「ふ〜ん・・」
カミさん、ちょっと腑に落ちない様子だったが、
すぐに忘れて ダンさんもホッ。
しばらく対岸の緑を楽しんでから
誰か来ないうちにと露天風呂を後にした。
帰りに玄関にシャベルが数本置いてあるのをカミさんが発見。
「あ、これで掘ってはいるんだね」
ダンさん、次の言葉を覚悟して待ったがここの露天で満足したのか、カミさん
それ以上は言わずに車に向かう。
ヤレヤレ・・
ホッとしたけどちょっと気をそがれたダンさんでもありました。
今度来たとき、もしも、手掘りの露天に入ると言い出したら
しかたない、掘ってみるかな。
その時は、カミさんにも掘らせるぞ。

男性内湯

男性内湯
女性内湯
トップへ 長野県下水内郡栄村切明
0257−67−2252