村杉温泉 角屋旅館

             20年12月初旬
平日@15800円
(和室10畳旧タイプ・海の幸プラン)
この宿の存在を最初に知ったのは
・・もう6年位前かな。
「宿泊したい宿」の候補にずっと入っていたけれど
なんとな〜くそのままになっていた。

今回、久し振りに宿のHPを見たら
あの頃よりも貸し切り風呂の数などが増えて
バージョンアップしている様子♪
でも、あの頃いちばん魅力を感じていた
食事内容を選べるシステムはそのまま。

山の宿への宿泊が続き、少し魚料理が食べたくなったので
この宿の「海の幸プラン」を予約した。

結果・・大満足の宿泊となった

ただ、宿泊してから少ばかり時間が経っているので
記憶が曖昧(いつものこと)で、その満足感が伝えられるかは
正直、自信が無い・・

ま、とりあえず、画像を貼る事からはじめてみようか。
12月の新潟は
雪の心配もあるかと思い、スタッドレスに履き替えての旅だったけれど
当日は雪でもなく・・晴れでもなく
・・・雨。

雨かぁ・・
雪なら雪見の露天風呂という楽しみもあったんだけどな〜

雨だから、途中の立ち寄り湯も面倒で直接、今夜の宿へ。

だから当然、チェックインの3時にはだいぶ早かったので
目の前の駐車場の一番奥に停めて
車内で待とうと思っていたら・・
玄関が開いて番傘を二つ持った
作務衣姿の仲居さんが迎えに来てくれた。

「(時間が)早くてスイマセン」と言ったら
「いえいえ、雨の中をようこそ」と歓迎してくれた。

これは思うに、雨だったので特別だったと。
普段はちゃんとチェックインの時間を守りましょう。
いらっしゃいませ〜〜
(館内)



玄関を入ると
そこは、シックな田舎家空間。

「古民家風」という、最近は特に珍しくは無い造りだけれど
やはり日本人は、こういう空間が好きなのかも。

この宿は「ふるさとがしのばれる宿」というのが
キャッチフレーズだけれど、
確かに、広すぎない大きさや高すぎない天井などが
やりすぎの演出という感じは見せずに、こちらの気持ちにしっくり馴染んでくる。
ちゃぶ台や火鉢のある茶の間も
囲炉裏を切ってある板の間も、
飾りやデザインとしての空間ではなくて
普通に上がって座り込んでもいい「日常」を感じさせる。
「お部屋の用意をしていますので、
それまで、ここでお待ちくださいね。」
そう言って案内されたのは
囲炉裏のあるコーナー。

シンシンと鉄瓶の湯が沸いている。
「米どころ新潟のお煎餅をご自由にどうぞ」と
書かれた菓子器。

熱いお茶と一緒にいただいたら美味しそう・・
そう、思っていたら
仲居さんが、鉄瓶のお湯で
お茶を淹れてくれた。

とても美味しいのは
囲炉裏で、鉄瓶で沸かしたお湯だからか
茶葉がいいのか
お茶の淹れ方が上手なのか


ここで宿帳にサイン。


一番乗りのチェックイン
まだ誰もいない。

仲居さんたちも、チェックイン前の
慌しい雰囲気は微塵も見せず

ゆるゆると流れる空気。
しばらくすると
「大変お待たせしました」と
荷物を持ってくれて部屋に。
本日のお部屋「若狭」です
(部屋)
泊まったのは10室ある部屋の中でも
一番リーズナブルな旧タイプの部屋。
レトロモダンな作りの部屋や
露天風呂付きの部屋もあって魅力だけれど
宿のHPを見て
この部屋でも、じゅうぶんじゃないかなと思っって決めた。
ほら・・思ったとおり
シンプルな和室だけれど、二人にはじゅうぶん。
「旧タイプ」らしいけれど、古くないし、掃除も行き届いている。
広さも10畳あれば申し分ない。
トイレはウォシュレットだし、
洗面台のボールも鏡も大きい。
アメニティも十二分に揃っている。

この時点で、既に満足してるダンさん。
フッカフカの座布団に座ってお茶を一服。
さて・・貸切風呂でございます
(温泉)

今は「里の湯」が使用中
ここには大浴場が無い。
2つの内湯と2つの露天風呂。
4箇所とも貸し切り♪
そして24時間いつでも無料で利用できる。

10室の部屋(うちひとつは露天風呂付き)に
4箇所の貸切


だから、何度も入ったけれど
4箇所全部が使用中だったことは一度も無かった。

客室の廊下の壁にある
「入浴中のお風呂が一目でわかるシステム」
貸切風呂に入ってドアの鍵を掛けると
灯がつくようになっている。


これは便利でした。
部屋が浴室から少し離れた位置だったので
無駄足は面白くないものね。
4つのお風呂はラジウム温泉100%で、
肌にも身体にもとてもいいのです。

ところでラジウム温泉って?

ラジウム温泉がカラダに効く秘密は、温泉中から放出される気体の「ラドン」にあります。
お風呂の中で呼吸をすることによって、
そのラドンが肺の中に入り、肺から血管を通り全身の細胞を刺激してゆくのです。

カラダにとっては、微量の放射能を帯びたラドンは全身の細胞に刺激を与えると、
細胞は、いわば「異物」の侵入に対して、
それを追い出そうとして活発に活動を始めるのです。

そして、新陳代謝が活発になり、カラダの酸化を防いでくれるのです。 
酸化=老化なので、老化予防つまり、肌などの老化を防いでくれることから、
「アンチエイジング温泉」「美肌の湯」と呼ばれているのです。
                                    (宿の公式HPより引用)

温泉の効能に拘る二人ではないけれど
そして
露天風呂の気持ち良いさや、内湯の雰囲気を大切に思う二人だけれど


やっぱり「お湯」の良さは、肌が正直に感じてしまう・・最高でした。

「竹ばやしの湯」脱衣場

こんな心使いも

竹ばやしの湯
「村杉石の湯」脱衣場

村杉石の湯
「竹ばやしの湯」
「村杉石の湯」

この二つの露天風呂の気持ちよさは
この画像だけで説明は要らないかも。
何度も言うけれど
24時間、いつでも入れて、しかも無料。
泉質とても良し。
10室しかないから待ち時間なし・・

小市民ですから
嬉しくてしかたありません。

大きな内湯「庵の湯」の脱衣場
グループでも入れると言うだけあって脱衣場も広い。
浴室も貸切にしてはとても広い。
ここで二人だけでゆっくり入れるのはしあわせ〜

湯舟もご覧のような広さ。
寝湯をしたって何人入れるのかなあ。
そこに二人だけ♪

ごくらく〜〜・
小さいほうの内湯「里の湯」も、ちっとも小さくないよね。
他の貸し切り風呂が空いていなかった時に入ってみて
「これで小さい?」と驚いた。

とても落ち着く空間。
ラジウム温泉は湯気の中で呼吸して身体に浸透させることが
大事なので、この浴室が実は一番効果があるのです。

湯は勿論、少し温め。

「小さい」浴槽でも、この広さ
お風呂から出て
レトロチックな空間をカメラで撮るカミさん
結局、ここで撮った画像はボケててモノにならず。
やはりカメラマンはダンさんに任せるに限る。

お風呂の入り口にも灯りがあって
使用中には点灯するようになっている、


そして、この宿に来る大きな楽しみのひとつ・・食事。
二人は海の幸コースを頼んだけれど、
この宿は食事の内容が他にもいろいろあって
大抵の人の好みに合うようになってる。
どんなコースがあるかって?
それは宿のHPに詳しく書いてあるから興味ある人は是非見て欲しい。

10室しかないのに、この多種なメニューを用意するのは凄い。
お待たせしました。お食事をお持ちいたしました。
(食事)
そう、ここは部屋食。
美味しい新潟のお酒を飲みながら、部屋でゆっくり食事。
しかも料理は大好きな海の食材が中心。
これ以上の満足は無い。お腹もイッパイ。

食材も吟味されているし、調味料にも拘っている事などは
宿のHPに詳細に。
他のお料理のプランの内容も、見ているだけで読んでいるだけで楽しい。
次回泊まるときはどのプランにしようかな・・なんてね。
夕食後にも温泉にゆっくり入って
一階の「茶の間」で一休み。
一階にある「大きなのっぽの古時計」
おじいさんの時計・・かな。

本当に今でも
チックタックと一日中動いて
この宿の雰囲気に一役も二役もかっている。


御飯は美味しいし
温泉は最高だし、宿は落ち着いた雰囲気だし・・


やっぱり、思い切って来て良かったね
おはようございます。朝食をどうぞ♪

これだけ画像から漏れたんで。
なんだっけ?手作りの・・
熱々御飯に乗せて美味しく食べたのは憶えているんだけど・・
朝食も部屋食

少し前に布団を上げに来てくれるが
予告された時間をちょっとだけ過ぎた
いいタイミング。
朝食も済んで、一休みしたらチェックアウト
一階に降りていくと、何組もの宿泊客がいた。

そういえば、ここに滞在中、人の気配はあったけれど
部屋食&貸切風呂のせいか、あまり他の客に気を遣わずに済んだっけ。

いつもゆっくり自分たちの空間を楽しめる・・そんな「隠れ家」的な宿なのだね。
またのおいでを心からお待ちしております。
(感想)
仲居さんが
「お撮りしましょう」と言ってくれたツーショット。
撮ってもらった後
「一緒に並んで撮っていいですか?」と言ったら
「え〜っ!いいんですか?」と驚かれたけれど
快くツーショット
HPに載せるって言いそびれました(~_~;)
気持ちのいい、居心地のいい宿だった。
私達の好みにあった、お気に入りの宿になりそう。

宿泊客の車が地元新潟のナンバーが多いのが意外。
まだメジャーではないのか?
メジャーになっても不思議は無いくらい魅力のある宿だけれど
(実際、稼働率はとても良さそうだけれど)
私達的には
このままでいて欲しいような・・

見送ってくれる仲居さんに手を振りながら
そんなことを思っていた・・

                               終わり
オマケ話

5年半前の
雑記帳「長い長い週末」の一部にこんなことを書いた・・


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完全に乳ガンだと確信したのに、それへのパニックがない。他人事のようだ。
それよりもまず、家の中をかたづけたり、諸々の手続きをしなくちゃ・・
ということばかり考えていた。
衣替えを終わらせないと・・主人が困る。

来月予約している宿を忘れずにキャンセルしないと・・
スポーツクラブ・・また始めるぞ。リハビリになるし、こんな事じゃやめたくない。
 でも、左手は動くのかな。いいや、右だけだってできる。
 だから退会じゃなく休会にしたいけど・・そのシステムあるのかな。
 猫の世話は主人もできるし・・時々、外の生まれたばかりの野良猫のことも見て貰おう。

思えば、家族のことや入院・手術のことなど、もっと肝心な事があったのに
ツマラナイ事ばかりを真剣に真剣に考えていた。
今、思うと一番辛い現実を考える脳の一部分に
知らずに自分でシャッターを下していたのかもしれない。

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文中の来月予約している宿
断腸の思いでキャンセルした宿

それがこの「角屋旅館」だった


あれから5年半・・いつかは行かないと、と思っていた。
思いながら
宿の予約と乳癌が意味も無く連想されて、意味無く躊躇も、していた。

今回も予約してからマンモグラフィーの検査があって・・
実は口には出さないが内心心配していたダンさん。
無事に「異常なし」の結果が出て、そしてこの宿泊が、今度こそ、叶った。

やっと・・やりかけた宿題が終った。

そう、やっと来れた宿であった。
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