和山温泉 仁成館
14年5月下旬
入浴のみ 700円
営業時間 不明(12時ごろ入浴)
切明温泉に行って、一番の目的は果たしたけれどせっかくここまで来たのだからと
すぐ近くの和山温泉を覗いてみようかということに。

温泉のハシゴは自分達の温泉の入り方には適さない。
ひとつの温泉をゆっくり心置きなく堪能してその余韻を残したまま帰路に着く・・
車の中が身体に着いた温泉の独特の匂いでほんのり包まれて、
それでまた気分が盛り上がる。
それが楽しい。
ただ、今回は秋山郷という、ダンさんにとっては
秘境中の秘境に来たわけで、次はいつ来るかわからない。
結果から言うと、想像していたよりずっと
道は良かったので、また来れそうだったが
それでも、やっときた秋山郷なのだから、と
今回は少し踏ん張った。

だが、この踏ん張りが良かった。
行った先は和山温泉「仁成館」
またひとつ、楽しい思い出ができた。

仁成館は和山温泉の民宿集落の一番奥にある。
旅館といっても大きな民宿のような風情で
気さくに「こんにちわあ」と入っていける雰囲気。

「こんにちわあ!」

塀の向こうが露天風呂
こちら(道路側)だけ塀がある
玄関に出てきてくれたのは柄物の割烹着を来た
ここの女将さん(?)と立派なワンちゃん。
外に出たら困ると思い。急いで中にはいって
戸を閉めようとすると
「あけといていいですよ。自由にさせてるから。」
いい子だねえ、ウチの猫達とは違うわ。

ふたり分のお金を払うと
「ちょっと待ってね。パスポート持ってくるから」と。
んん?パスポート??
「あ、違った!アハハ・・
今、奥でパスポートの話してたもんだから。あはは」

と笑って、パスポートの代わりに(?)絵葉書をくれる。
あっかるい女将さん。

女将さんが大きな柄物のバスタオルを
籠に入れて持ってきた。
「露天は混浴ですからねえ、これ使ってね。」
気さくな感じが、気を張らずに済んでいい。
ガラガラと戸を開けると、まずあったのは
板張りの休憩所。6畳か、もう少しあったかな?
トイレや、景色を見ながらお茶を飲む簡易のカウンターがある。
この休憩所の向こうが露天風呂。
脱衣場は簡素だが清潔で男女別。
湯船は大きくないが、ここも絶景絶景!

借りた大判花柄バスタオル

脱衣所
湯は無色透明。茶碗が備えてあったので飲んでみたが
ほとんど無味無臭。美味しいと思う。
ここは半分だけ屋根がついているので
天候に関係なく入れそうだ。

もっとも、きょうは嬉しい快晴。
遠くの緑の山々、その向こうの残雪の山々。
快晴の空にクッキリ映えて、
ボーっと見ていると、心の中まで
この景色に占領されそう。

紅葉の時期はさぞかし、見事だろう。
この景色に心が占領されそうと言った矢先
つい、秋の紅葉を想像してしまった。
この見事な新緑が、赤や黄色にかわったら・・
ヤバイヤバイ、また来たくなる。

さて、そろそろ出るぞ。

風呂からの景色
帰りに旅館の廊下を通ると、沢山の写真がある。
山をバックに凛々しい犬の写真も。
ここの御主人が撮られるのかな?

外に出ると、さっきのワンちゃんと二人の男性がいた。
どうやらひとりはここの御主人のようだ。

私達がワンちゃんの相手をしていると
気さくに話しかけてくれた。

やはり、思ったとおり、写真を趣味にしているらしい。
(趣味の域を超えてるのかも)

最近はカメラがいいから、技術がなくてもいい写真が
撮れるようになったよ、と謙遜。
でもそういいながら、ダンさんに
光とカメラアングルの関係とか、撮る時刻とか
楽しそうに教えてくれた。
なるほど、なるほど。

折角だから記念写真
志賀から来る道を知ってるなら、秋にも来るべきだよ。
と、御主人。
そうですねえ!
周りの山々を眺めながら遠い目をして答えるダンさん。
ワンちゃんに、また来るね・・と心で話しかけるカミさん。

そうそう、ワンちゃんの名は「バン」ちゃん。
甲斐犬だそうだ。
だから、狼みたいだろう?と御主人。
うん、でも優しい目をしている・・。
来月、お嫁さんが来るんだって。
じゃ、今度来るときは、自慢の彼女、紹介してもらえるかな。

これから水芭蕉を撮影に行くという御主人に別れを告げて
ふたりは、家路に。

車の中は、勿論、温泉の独特の匂いに包まれて
ますます、ハッピーになる二人でした。



このあと、15年11月に再訪しています。
その時の画像は ここをクリック してください。

失礼、ダンさんです
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