作並温泉 岩松旅館


20年3月初旬
娘の彼氏のご両親に会うために仙台に行く話は
だいぶ前から出ていた。
この日になりそうだと決まった時、内心「やったね♪」と手を叩く。

だって、ちょうど「大人の休日倶楽部」が使える時期なんだもん(笑)
大事な用事で行くのに、なんてノー天気と呆れるなかれ。

このお気楽さとノー天気さが緊張ムードを作らず
トントン拍子に話がまとまった・・と言ったら言い過ぎか?

ほとんどカミさんの「天然ボケお喋り」に終始した
楽しい(?)会食も、無事にお開きとなり、時間は既に3時をとうにまわっている。
ふたりは仙台から一番近くの温泉に大急ぎで向かう。


作並温泉「岩松旅館」

5年半ぶりの再訪となる。

旅館正面(以前撮ったもの)
初めて岩松旅館に行ったのは、娘が大学時代
仙台のアパートに送って行ったついでだった・・。
今回もやはり娘がらみ(^_^)
岩松旅館は、だから私達にとって、いつも格別の思い出と重なる。



今回は新幹線だったので、作並駅から旅館の送迎バスを利用する。

「岩松旅館にお泊りの方はこちらで〜す!」って
既に待機してる二台のバスのうち、一台がバスから声がかかる。

もう一台は「ホテル一の坊」のバスだった。

万が一、乗り間違えても、恥ずかしいだけで
二つの宿は隣合ってるからダイジョブ。
駅と宿は2キロくらいかなあ・・
タクシーを使ってもすぐなんだけど、作並駅は「ど田舎」・・いえ、閑静な駅なんで
タクシーが常駐してる気配はないです。

だから送迎バスの待機してない「とんでもない時間」に駅に着いたときには
歩く覚悟をしたほうがいいかも。


間もなく宿に到着してチェックイン。
フロントで「蕎麦アレルギーと伺っております」と言われる。
(ネット予約の時に書いたんだっけ)
たったこの一言だけど、宿に対する安心感というか、信頼感というか。

宿の第一印象はフロントだから、ここでOKだと、大体失敗はない。
今回泊まったのは新館。
10畳の和室に4.5畳の次の間付き。
サニタリースペースも充実しているし
想像していたよりずっと広い感じを受けた。

以前泊まった時よりも
グレードアップした部屋のようだ。
案内してくれた仲居さんが席を外すと
早速、ウロウロと部屋の中をミニ探検。
「いいじゃん♪」という言葉が
カミさんから出るとダンさんは内心ほっとする。
浴衣とバスタオルが
一人に二枚ずつ付いていた。

これ、嬉しいね。
何度も何度も温泉に入るふたりは
タオルを乾かす間もないくらいなんだもの。
そうそう、浴衣の柄が男女で違います。
着替えたら、早々にお風呂に入りに行く。

今日は、宿に着いたのが既に夕方だったので
誰もいない露天風呂・・は難しいかもしれないけれど
それでもできるだけ早めに入ったほうが人と会う確率が少ないんです。


チェックインを早めにしてすぐに温泉。
これが「温泉の神様」を味方につける小さな秘訣かもしれない。
懐かしい露天風呂に通じる階段。
何段あったでしょう。

たいした数ではなかったわ、と、カミさん。

ただし、ジムで鍛えている人のセリフですから、念のため。
更衣室だけは男女別。
やっぱりいつもよりもチェックインがダイブ遅かったので
何人かが既に入浴中。

上の二枚の画像は、5年半前のもの。
全体を撮るチャンスが今回なかったんだけれど
いい雰囲気の露天風呂を紹介したくて、再掲載です。


画像は以前のものだけれど
お風呂の雰囲気は今も全然変わらず、それが無性に嬉しかった。
何回目かの入浴で、ついに「貸し切り状態」に遭遇!
大きな宿なのでいつも誰かが入っていたのに、
一度だけ、何故かポコっと時間の穴が空いたようだ。

一時とは言え、二人だけでこの大きな温泉を堪能できた事に
感謝しつつ、記念撮影。

後は二人並んでノンビリとした時間を過ごす。

「前に来たときは、この辺りにオバちゃん達が何人も寝転んで
涼んでいたっけね。」
「あまり堂々としてるんで壮観だったよね。」

「二人で奥の湯舟に入ってたら
オジサンが入ってきて、ツーショット写真を撮ってくれたよね。」

あれから5年半も経ったんだね〜。
混浴に慣れていない人でも
女性時間帯が夜と朝、二回あるので
あの露天風呂を安心して楽しめる。


他にも、女性専用のお風呂や男女別の内湯もあって
どこも24時間入れる。
人が居て撮影できなかったので
前回の写真です。
女性専用のお風呂「香華の湯」
勿論、カミさん撮影。
温泉でサッパリして
ロビーで寛ぐカミさん

昼食で、ご馳走を沢山いただいて
今夜の食事はそんなに入らないわ〜っと
思っていたのに
温泉に入ったら、ちゃんとおなかが空いてきた。
夕食は部屋で。
可愛い仲居さんが少し残る東北訛りで、メニューを紹介してくれる。

素朴ないい感じの、まだ若い仲居さん。
初めて会ったはずだけれど、どこかで会ったような・・そんな感じ。
勿論、気のせいだろうけれど。

(内輪話:この仲居さんはネット友達夫婦(かめさんひろさん)が
この宿に泊まったときの仲居さんと同一人物だと気がついたのは
かめさんがUPした画像を後で見た時。
どうりで見た事があると思ったんだ〜っと納得♪)

食前酒は梅酒

前菜

牛肉のステーキ(鉄鍋で焼いていただく)

お造り

仙台湾 鮟鱇肝酢

豚角煮と仙台旬野菜のパイ包み

鍋物(海鮮、仙台味噌柚子風味)

香の物

松島海苔すまし仕立て
説明はあったけれど、そうそう憶えていられるものじゃない。
こんな風に一品一品紹介できた種明しは、勿論「お品書き」
HPで食事を紹介したい身としては、助かります。

泊まった時からダイブ時間が経っているので
味の事など、記憶が薄れているのが正直なところで

しかも同じ日の昼食にかなり満足感の高い食事をしたので
そちらのほうが印象深く、肝心なコッチは「どうだったっけ?」状態・・ごめんなさい。

でも、部屋で誰に気兼ねすることなく
お酒を酌み交わしながら
今日、娘のために仙台に来て大成功だったことや
若い二人のこれからのことを、シミジミウルウル話せたのだから
愉しい最高の時間だったのは間違いないでしょう。

五色豆御飯?あれ?ない?



そうそう!
愉しいといえば、こんなことを思い出しました。

食事もおしまいに近づき、
あの仲居さんがお櫃を持ってきたんです。
「では、ごゆっくり。お食事が済んだら電話してください」

そうだね。
お酒も飲み終わったし、御飯にしようか・・と

お櫃を開けたら・・あれれ?

改めまして・・五色豆御飯
ま、、ご愛嬌でしたね。

電話で「御飯が入ってなかったんですが」
笑いながら言うと
しばらくして

あの仲居さんがドタバタと大慌てで持ってきました。


五色豆御飯、美味しかったです。
これが食べられないのは、やっぱり勿体無さすぎますね。
こんなちょっとしたアクシデントは
旅の思い出のメリハリ作りに役立って
なかなか楽しいもんだ(^_^)v

デザート

ごちそうさま
そして朝食はバイキング。
これも前回と同じ。
あのとき、とても充実した朝食だった記憶があるけれど
今度も期待を裏切らなかった。


客の数も凄い!
一体どこに
こんなに泊まっていたんだという程、ウジャウジャガヤガヤと集まる。

改めて、露天風呂で貸し切り状態になれた奇跡を不思議に思う。
人も食べ物もいっぱい!
ついつい勢いで食べちゃう!食べちゃう!

え?食べちゃうと言ったわりには少ない?

勿論お代わりもしたのだけれど
「朝からこんなに食べるの??」って
マジで驚かれても困るので「おかわり」画像は無しです。
さて、朝食も済んであとは帰り支度のみ。
名残惜しいぞ〜・・っ思いながら
エレベーターのボタンを押すダンさん。
帰りの新幹線は夕方出発だから、それまでゆっくり二人で仙台の街を歩こうか・
そう思っていたダンさんなのに・・

ロビーで携帯を見ながら「うっそ〜〜!!どうしよう・・」と叫ぶカミさん。

どうした?どうした?何事だ!
それがぁ・・
携帯のメールを見て泣きそうなカミさん。

ジムの友人からメールが来ていた。

「きょうの夕方、急遽代行でK先生がエクササイズすることになったって!」

K先生とはカミさんが恋焦がれているインストラクター

「あ〜〜・・そんなぁ〜、今から教えられても間に合わないよ〜」
もう死にそうな顔をして全身で落胆を表現しているカミさん。
で・・
結局どうした?

なんとダンさんは
カミさんのために
新幹線のキップを取り直し
今日の予定をキャンセルし

K先生の時間に間に合うように
長野へ帰ることにしたのだ。
多分、ダンさんにしてみたら
「心ここに在らず」のカミさんと
仙台デートしても面白くないと思ったんだろうけどね。

とにもかくにも
今回の仙台は
最後まで慌しかったけれど
エクササイズにも間に合って
インストラクターから喜ばれたカミさんにとっては
これ以上ない素敵な仙台旅になったのでした


あ・・
いつもの宿の前での記念撮影、忘れちゃったね。

ふふ、また来ればいいよ。
その時には忘れずに撮ろうよ。
今度はゆっくり仙台をデートしようね、約束ね。

とりあえず
楽しかった作並温泉に立ってる今を

「はい、チーズ」
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岩松旅館
宮城県仙台市青葉区作並字元木16番地
    TEL 022-395-2211