ふけの湯温泉
19年6月下旬
立ち寄り入浴 500円
鶴の湯をチェックアウトした時には既にかなり雨足が強くなっていた。

きょうはこれから「ふけの湯」に立ち寄る予定が入っている。
ふけの湯の混浴は露天風呂だというが・・どうする?

かといって、予備の予定も立てて無いし・・
行こうよ。せっかくここまで来たのだもの。

それに、この雨で露天風呂に入る「ものずき」はそうは居ないから
きっと貸切で入れるよ。

雨もまた味方に付けるというわけね、よ〜し、それで決まり。

GO!
ふけの湯に到着したときには
雨もますます降り、宿のすぐ傍に駐車するも水溜りを気にしながら
降りなくてはならないくらいだった。
露天風呂は館内の奥のほうだと聞いて、
廊下を歩いていったら
確かに浴場と書いたところはあったけれど・・
男女別だ。
あれ?混浴じゃなかったっけ?
露天だけ混浴になっているのかな。

ウロウロしてたら、館内を清掃している人が
「もうひとつ、少し歩きますけど
下のほうに露天風呂がありますよ」
と。
そこだ!
屋根ないですよ、混浴ですよ、と念を押されてもなんのその。
急いで御礼を言って、雨の降る外に2人で飛び出す。
あれ?どっちの方向かな?
すると廊下の窓から、この「ものずき」な2人を呆れて見ていたさっきの従業員が
「あっちあっち」と駐車場の向こうの方向を指差してくれた。
その方向にある緩やかな坂道を下る。
その先にはもうもうと湯煙の立ち上る広い荒野。

いい感じじゃない〜〜
なんかドキドキしない?この風景。


あれ?だいぶ先に歩いてる人が。
傘も差さずに。
いつ現れたのだろう。
内湯付近でウロウロしてる間に来たのかもしれない。

温泉に入りに来たのかな、この雨の中を・・

ものずきは・・私達だけじゃなさそうだ。
坂道を下りながら周囲の荒野(?)を見る。
お天気が良かったら、また違った
さぞかし気持ちのいい景色だろうが
きょうは雨で時折霧が少し掛かる。
アチコチから源泉だろうか、白い湯煙が立ち昇っている。
途中で塀に囲まれた場所が
「女(温泉マーク)」とあるから
女性専用の露天風呂だろう。

・・・通り過ぎる。
こっちは男性用露天風呂。

当然、通り過ぎる。
目指すは

混浴の露天風呂。
実はもう見えているのだよ。
ほら、あれ。
塀に囲まれているように見えるが
よく見ると湯舟は手前にあって
こちらからは良く見える。

ここかぁ・・・・なんだか凄いところだ・・
でも
カミさんはやたらにテンション高くなって
歩く速度が早くなる。
混浴露天風呂のすぐ近くには
ムシロで囲んだテント小屋のようなものがあって
そこは地熱を利用した
砂風呂になっていて
人が横になっている気配が。

「ふけの湯」は「蒸の湯」と書く。
その名の通り
湯治客は蒸し風呂をに入って
身体を癒すのか。
露天風呂の脱衣場。
一応男女別になっているけれど
とても簡素でなんとか雨風をしのげる程度。
仕切り壁の隙間からお互いがチラチラ見えて
話をしながらの更衣。
スダレを上げて露天風呂に出るとひとり先客が。
先ほど前を歩いていた男性だ。
温泉好きの人で今朝、盛岡から急に思い立ってきたそう。
こんな天候だから、
まさか他の人に出会うなんて思わなかった、と。
ほんと、すいません。
折角の貸切のつもりだったのを邪魔しちゃって(笑)
(私達だって貸切を期待してきたのだよ)
でも、こうやってお湯の中で出会った人と
話をするのはとても楽しい。悪くない。
温泉談義していると
その男性が
よく「大人の休日倶楽部」を利用していろいろ行く、と言う。
ダンさんが「そうですか!僕たちも休日倶楽部を使っての旅なんですよ」
と嬉しそうに言うと
その男性、びっくりしたように
「え?本当ですか。とてもそんなお年には見えませんね」と.

いや〜〜・・あはは、そんな〜ぁ・・そうですか〜?♪

え?お世辞に決まってるって?
でも正直そうな人だったけどな(爆)
写真を撮っていたら「撮りましょうか?」
とカメラマンを引き受けてくれた。
雨の中のセルフは諦めていたので、思わぬ申し出に嬉しい2人。
しばらくしてまた一人入浴客が来て
先客と登山の話を始めたので
そろそろ退散する事にする。
露天風呂を出て、来た道を歩いていると、また一人とすれ違う。
挨拶して二言三言。
こんな天候でも入りに来た同志、それだけで親近感が湧いて
笑みがこぼれる(笑)

行きは下った坂道を今度は上りながら
今入ってきた露天風呂をもう一度見る。

入浴している人が見えるが霧に霞んでほとんどわからない。

晴れていたら周囲はさぞかし絶景だろうけれど
その分、露天風呂もここからはよく見えるだろう。

きょうのこの天候は
2人にとってやはりラッキーだったのかもしれない。


とても印象の濃かったこの「ふけの湯」
駐車場に向かいながら、また来たいと思った。

さて、雨は止まないけれど時間はまだ早い。
次の宿へのチェックインまでもう一軒、寄れるかな?
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ふけの湯温泉
秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内