乗鞍高原の宿本棟(ほんむね)

16年6月上旬
本棟立ち寄り記はここです 一泊ニ食 一人に付き7500円(税込み)
昨年の11月にこの「本棟」に立ち寄って、スッカリ気に入った二人。
必ず宿泊しようと決めたけれど、ちょうどスキーシーズンにも入ってしまい
週末は満室だったりと、なかなかチャンスがなかった。

今回、奥飛騨の宿に泊まったのが金曜日。
と、なると土曜日に真っ直ぐ家に帰るのも勿体ない。
奥飛騨からなら乗鞍は途中になるな。
電話してみようか・・間際だったけれどすぐに予約が取れた。ラッキー♪
多分、この辺りは今は一番暇なのかも知れない。

前日に二人にしてはちょっと贅沢な宿に泊まって、大満足だったから
比較しちゃうかなあ・・とも思ったけれど一度立ち寄って気に入った宿。
やっぱり泊まって良かったな。立ち寄りの時の印象は間違いはなかった♪

立ち寄り記にいろいろお風呂の感想を書いちゃってるので
ここでは追加画像になりますが
前の分と合わせて見ていただいて、この宿の良さを感じて頂けたら・・
本棟についたのは3時ちょっと前。
実は30分くらい前にも一度宿の前を通ったが車も停まっていないので
早過ぎるかなと・・もう一度ドライブして来たのだった。
でも、まだ車が一台もない。でもいいや。もうチェックインしても良い時刻だもの。
車を降りて、玄関をそっと開ける・・開いた(笑)
「ごめんください」声を掛けると、すぐに中からあの奥さんが出てきた。
なんか懐かしいなあ。
でも、奥さんは覚えていない感じ。
そりゃそうだよね、色々な人が訪れるし、立ち寄りだけで名前を名乗ったわけじゃないしね。
まず、館内を案内してくれる。
右の画像は一階の食堂兼居間。
大きな部屋二間続きで、
20畳以上あったと思う。
食事はここで。
立ち寄りで来たときもここで、
お茶とお漬け物をいただいたっけ。
二間続きの間の欄間と天井。

この家の年代を感じさせる雰囲気で
二人はとても気に入っている。

上に乗ってるのはお猪口?
チョットしたところに
「これなんだ?」と思うものが飾られている。
奥さんの趣味かも。
そうそう、どうでも良いことだけれど
前回の立ち寄り記には「女将さん」と書いた。
今度は「奥さん」と言っている。
本当は「女将さん」が正しい言い方かも知れないけれど
今回は「奥さん」に御世話になった・・という思いが強かったので「奥さん」って言わせて貰おう。

右画像は、その奥さんのものかな。
お茶のセットが置かれていた。
客室は二階にある。3部屋・・4部屋だったかな。
あと大勢で泊まるグループのために屋根裏部屋。
それからお年寄りなど階段が苦手な方のために
一階の食堂隣の広い部屋を使うこともあるそうだ。

画像は二階から下を見た所。
漆喰の壁や黒塗りの柱や手摺りが良い。
床がカーペットなのが少しだけ残念。
そうそう!肝心な事を忘れていた。
奥さんが、案内してくれながらこんな事を言ったのだ。

「今日は宿泊がお客さんだけなんですよ。
だから、お風呂もご自由にお使いくださいね」
え〜!じゃあ、全館貸切〜!
二人で思わず顔を見合わせてしまった。
ニンマリ半分、困惑半分。
だっていくらオフとはいえ、週末に他に客が居ないなんて・・
普通なら、「あれ?選択を間違っちゃったかな・・」と
一瞬思うシチュエーション。

でも、二人はここの良さを経験済み。
ここは滅多にないラッキーが訪れたと言うことで、
思い切り「貸切」を堪能させて貰うことにした。
話を元に戻さねば・・
二人が泊まったのは「やなぎらん」という部屋。
廊下と部屋の境は踏み込みの無い、両開きの襖。
如何にも民宿という感じだね。
鍵は無かったように思う。
なんせ、貸切だったんで
そこの所の記憶が曖昧になっている。
部屋は10畳の和室に4畳の板の間。
間の襖が取り払われているのでだだっ広く感じる。
一間の床の間があったり、
この畳の大きさが「本間」サイズなのも
広さに貢献しているのだろう。

浴衣と丹前、バスタオル、アメニティ、シーツと枕カバーが
用意されていた。
そう、布団の上げ下ろしは自分達でやる。
この事は、先に泊まったネット友達から
情報をもらってあったので慌てなかった。
でないと、もしかしたら
「なんでシーツが?」と思ったかも。
ペンションではパジャマ持参、民宿では自分で布団を。
これからも覚えておこう!
板の間部分に椅子とテーブル、小さなドレッサー、
居間に小さなテレビがあるのみ。
コタツがまだ備えられていてお茶の用意があった。
流石にコタツのコンセントは抜いてあったが、
まだ梅雨時になると寒い事もあるのかもしれない。

トイレや洗面所はないが、小さな宿の事。
廊下を数歩進む新しいトイレと洗面所がある。
トイレはウォシュレット(ただし簡易水洗)
男女それぞれ広いトイレがひとつずつだけだが
一階にも各二つずつあるから、不自由はないと思う。
途中から奥さんが二人の事を思い出してくれた。
「あ、長野市の方ですか〜?」
そうですそうです、思い出してくれましたか。
やっぱり嬉しいね。
さてさて、部屋で一服して・・
ふふ、どうする?
勿論・・温泉でしょう。
ここは男女別の檜の内湯の他、露天風呂がひとつあって
時間によって、男女別と貸切に別れるそうだ。
でも、今日は二人だけ。
24時間、3つのお風呂をいつでも貸切!
さっそくタオルを手に勝手知ったるお風呂に行こう!

母屋から浴室へ行く廊下。

廊下から出た所に
露天風呂への入口が
浴室棟への廊下を通り
突き当たりの左右は二つの内湯。
奧の左側の硝子戸を開けて一度外に出て
露天風呂に行く。

といっても歩いて数歩。
木のドアと濃い硫黄の匂いが出迎えてくれる。
「ひさしぶり〜♪」
やっぱりいいわ〜♪
その感激ぶりは前に来たときと同じ。
是非、立ち寄りの時の温泉画像も覗いてみて。

その時は何故か重い蓋をカミさんが上げたけれど
今度はやっぱりダンさん。
でも・・あああ〜、先に裸になっちゃって〜
お見苦しい画像をゴメンなさいm(_ _)m

裸で蓋を上げるのを撮られるのも
かなり恥ずかしい・・

では!はいりま〜す!

ああぁ・・やっぱりこのお風呂、好きだぁ
この白濁のお風呂に入って硫黄の香りを
胸いっぱい吸って、木の温もりに触れる・・
それだけで幸せになる・・

あ、画像の右側にあるモノ?
気が付いちゃいました?
そう、何を隠そう、ビールです(笑)
と、いうワケで二人で「カンパ〜イ!」
何に乾杯?

今は、そう・・昨年の今日を思い出して乾杯。
手術が終わって、
まだ麻酔の醒めない朦朧とした中で
カミさんが「手は・・動くよ、ホラ・・」って
左手をベットの中で挙げたんだよね。
その手をダンさんがギュッと握ったんだよね。
カミさんは覚えてないけど、ダンさんは忘れない。

あれから二人とも沢山、たくさん頑張ったね。
だから二人がそれぞれ相手のために乾杯。
で、すっかり気持よくなってしまったカミさん。
調子に乗って両手でVサイン。
ビール足りんぞ〜っと心で思いながら。
まあまあ、夕食の時にまたどうせ
いただくんだから・・
ここで宴会始めちゃったら
いくら温くても逆上せちゃうからね。

さて〜、そろそろ上がろうか。

                   つづく
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