船山温泉 船山温泉ホテル

15年3月上旬

  「お風呂の紹介」は次ページです。
一泊2食  13,000円(税別)
3月の週末に山梨に用事があり、どうせなら温泉に一泊しようと決めて、
前から気になっていた船山温泉に予約の電話をしたのは一ヶ月も前の事。
実は、その時点では満室で断られてしまったのだ・・
しかも、しかも3月の週末は、中旬過ぎまで予約でいっぱい、というお知らせも。

でしょうねえ・・部屋数わずか12室
季節、曜日にかかわらず、宿泊料金が変わらないという嬉しい宿だもの。

で、仕方なく他のホテルを予約した。

ところが・・山梨に行く5日前の夜、「船山温泉」さんから
「キャンセルが出たので、いかがですか?」という電話が!
え〜〜!どうしよう・・

で、で、二人で家族会議(ここは編集会議ではなくて)を開いた結果
泊まる予定のホテルをキャンセルして、船山温泉に行くことになった。
なんか、私達って、ついてるかも・・と有頂天。

では、行ってきま〜〜す♪

船山温泉外観
一軒宿だが、モダンな感じの建物
この画像は翌日の晴天の中で撮影
船山温泉は甲府市から国道52号線を延々と南下した
ほとんど静岡に近い所にある。
周りに何もない一軒宿だと聞いていたので
どんな山奥かと覚悟していたが
南部トンネル手前を右折(看板あり)して数kmで
船山温泉は現れた。

時間は1時少し過ぎ。
もう車が数台停まっている。
チェックインが1時。チェックアウトが11時なのだ。
一番乗りかと思っていたら、温泉三昧したいのは
どうやら我々だけではなかったようだ。

生憎の雨模様。
できるだけ玄関に近いところに車を停める。

と、大きな玄関から、
作務衣姿の女性が傘を持って走ってきた。
「いらっしゃいませ!」
まず助手席から降りたカミさんに傘を差しだし、
そしてダンさんから荷物を受けとって歩き出した。
始めからなかなかの対応にふたりはご満悦。

玄関
中央の2枚が自動で開く

館内から玄関に続く廊下を撮影
籐の椅子の置かれた窓の外は庭園
大きな木の自動扉が開き、中にはいると更に自動扉が。(風よけなのかな)
ロビーは広くて明るい。全面が畳敷きになっていて、
各エリアに続く廊下も見渡せるようになっていて余計に広く感じる。
そこに籐製の椅子が並んでいて、庭を眺められるようになっている。

この宿はロビーや廊下に限らず、殆ど全ての場所が畳敷きになっている。
階段の踊り場、トイレの手洗い処、全てのお風呂の脱衣所・・などなど。
だから、玄関に入ったときにスリッパはない。
畳の感触を足の裏で感じる心地よさ。

それに、廊下のここかしこに
さりげなく小さな籠付きで飾られた置物・・
何かと思えば「竹炭」だった。なるほどねえ。
花なども決して出しゃばらずに、
でも、ふと目が行く所にそっと活けられている。
宿の主人のセンスが感じられた。
これは部屋が楽しみかも・・。

部屋を入り口から撮す


窓と反対側の壁家具
マウスを当ててください
畳敷きの廊下を案内されて通された「ひいらぎの間」は一番小さいタイプの部屋だが
とてもスッキリと機能的かつ洒落た作りになっている。
勿論、踏み込みも畳敷き。
窓の外は山が見え、見下ろすと庭の池に泳ぐ鯉が見える。
障子や、和風ロールブラインド、座卓、急須などの小物に至るまで
全てが楽しんで吟味したのでは、と思わせる・・ここでも宿のセンスを感じてgood!
案内係の人が、にこにこと正面の家具を開けてくれた。
へ〜!二人とも大喜び。(上の写真にマウスを当ててください)
上手くできている!だから、部屋が余計にスッキリ見えるんだ。
小さな画像でわかりにくいけど、右の冷蔵庫の上の食器棚に
湯沸かしポットや茶道具ワイングラスなどが揃っていて、
ちょっとしたミニホームバー。

各部屋にトイレ、洗面所が付いている。
トイレは、使用後の水洗から蓋の開閉まで全自動
なんか「ものぐさ」になりそうなトイレだね、と二人で大笑い。
嬉しかったのは部屋にマッサージ椅子が付いていること。
お風呂上がりに好きなだけグイ〜ングイ〜ン・・ああ、幸せ・・

ダンさんが座っているのがマッサージ椅子。
気持いいついでに記念写真を撮ろうよ。
そうそう、部屋にはフェイスタオルや足袋など
アメニティが揃っているのだけれど、バスタオルはない。
なんで?
それは脱衣場にバスタオルもハンドタオルも揃っているので
部屋から持っていく必要がないから。
いつでもタップリの真っ白いタオルが用意されている。
使用後は、専用のスペースにポイ!
これは、あとから紹介する貸切風呂でも同じ。
他に化粧品、櫛、ひげ剃り、歯ブラシ、コットンボール、綿棒など
鏡(三面鏡!)の前に揃っている。
さっきも書いたけれど、ここも畳
脱衣場でも長居したいくらいに落ち着くスペース。
ここにも「こだわり」が・・

畳敷きの落ち着いた雰囲気の脱衣場
タオルがふんだんに用意されている
食事は夕方6時から、一階の広間で。
ここは朝食会場でもあるのだけれど、どうやら広間は2箇所にあるらしい。
高い衝立がテーブルとテーブルの間にあるし、ゆったりスペースなので気を遣わなくて済む。

電話で知らされて広間の前に行くと、
そこで待っていた宿の方が、広間の戸を開いてテーブルまで案内してくれた。
目にも楽しい、綺麗な食事が並んでいる。
「蕎麦アレルギーの方はどちらですか?」と聞かれる。

そうです。何度もこのサイトでは言っているが、ダンさんは信州人のクセに
蕎麦饅頭にも反応する、生粋の蕎麦アレルギーの持ち主。
最初に船山温泉に予約の申込をした時にメールに書いたのを
ちゃんと憶えていてくれて対応してくれた。当り前?でも嬉しいね。

冷酒も氷の入った器で。

夕食
上手く撮れずに返す返すも残念だったが、美味、美形。

土瓶にはお茶、
蓋付きの器はご飯です。
夕食の画像がね、本当に申し訳ないけどマトモに撮れなくて。
出すのをやめた方が良かったくらいだけど、下に朝食の画像(これはマトモ)があるから
朝食でもこんなに綺麗に工夫されて出されているのだから・・と想像して欲しい。

山の物を手を掛けて調理してある上に、器にも一工夫、
1つ1つを「これ、どうやって調理したのかな」
「こうやって盛りつけたらますます映える」
と楽しみながら味わった、素敵なひと時でした。
ビール、冷酒、燗酒と、料理が美味しいと、ついつい・・。
最後はお茶漬けと、デザートが出て・・ああ、満足。ごちそうさまぁ!


朝食は8時から。ゆっくり朝風呂に入って、お腹を空かせてから・・
美味しい食事がますます美味しい。
朝も凝った器を楽しみながら、優雅な気持ちでいただいた。
なんせ、チェックアウトは11時。時間はタップリ。
美味しい食事をいただいたら、また貸切に入ろうか・・なんて話しながら。

これは朝食。
ご飯の他、茶粥もでて、これが美味!
真ん中の白いのは出来たてのお豆腐。最高!!
そうそう、チェックアウトで思い出したけれど、
この宿は夕食の時に部屋に布団を敷いてくれると、あとはチェックアウトまで布団は畳まない
だから、朝食の後に出発まで一眠りも可能。
全体にあまり客との接点を設けず、気ままに過ごして欲しいという感じが見える。
それなのに、夕食後に部屋に戻ったら、布団が敷いてあるそばに、
氷水の入ったピッチャーが置いてあったり、
脱衣場の使用済みタオルがマメに片づけてあったりと
姿を見せない所での気配りが感じられた。

なんかねえ・・気持ちのゆったりする旅館。
「こだわり」が押しつけられなくても、ちゃんと伝わる・・そんな温泉宿だった。
                ・・・・・・・・・
え?温泉宿のレポなのに「温泉」の映像も紹介もないって?
そうそう、温泉の話しがまだだった。
それでは「温泉編」は次のページで。



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