青森駅周辺
      カミさんのオマケ記
                                
酸ヶ湯から帰るときに時間が少しあったので
ふらふらと歩いた青森駅周辺。
実はカミさんはずっとずっと昔の学生時代
大学の仲間や先輩、教授と東北を旅行した事がある。
その時にも青森駅周辺も歩いた記憶が・・
あまりに歳月が経っているので殆ど記憶に無い。
思い出すのは
駅近くの青空市場で
その場で焼いてくれた「ハタハタ」をフウフウいいながら食べた事。

そして青函連絡船の乗り場で
ちょうど函館に発つ船に向かって
知らない人ばかりだったのに、思い切り手を振って見送った事。

青函連絡船はその後なくなり
青空市場だって今はないだろうけれど
あの青春時代のヒトコマは今でもキラキラと心の中で生きている。

トド肉?
エゾシカ肉?

なんか東北に来ました〜って感じ。

でもここまできたら
やっぱり「海鮮」が食べたいぞ。
駅からすぐのところに
こんな建物が。
ショッピングモールかな。
地下がどうやら
食料品売り場になっているらしい


地下に降りると
そこはデパ地下の装いではなく
昔懐かしい「市場」
なんだか初めて来たのではない様な錯覚。
ダンさんに、青森駅の傍の
青空市場で「ハタハタ」を食べた話をしたら
「それはきっと、この市場の前身だと思うよ」と。

「駅前の再開発で、きっと辺りの市場が全部
このビルの地下に入ったのではないかな。」

ああ、そうかもしれない。
そして、昔ながらの「市場」のイメージを残しながら
こうして続いているのかもしれない。

ハタハタの丸焼きはなかったけれど
狭い通路を歩きながら
心は遠い昔に帰っていた。

昔の市場そのままの姿の店が並ぶ一角に
イマドキ風のレストランが。
海鮮丼と書かれた幟に誘われて
店内に入る。

注文は勿論、海鮮丼とビール。

まもなく目の前に来たのは
ホタテやイクラや海老などが
タップリ乗った海鮮丼。

「海老が・・動いてる・・」
目を丸くして驚く私を
くすっと笑って店員さんが去っていく。
新鮮なんだね・・と
気を取り直して食べようとした私だけれど・・
新鮮すぎる。
海老が・・暴れる。
その度に「ひゃっ!」っと椅子から転げ落ちそうになる私。
恥ずかしいと思いながら
でも海老がパフォーマンスするたびに反応してしまった私。
なんとか食べ終わったけれど・・疲れた。
味?わかるわきゃ無い。
青森駅は目の前が海。
そして今はこんな素敵な公園や散歩道ができている。
横浜界隈と似ている気もして、すっかり気に入った。
青森って、もっと何も無いところかと思っていたけど
駅周辺がこんなに魅力があるなんて。
公園で何かを見つけ、急いで走っていってカメラを向けた私。
私の視線の向こうには
あの「青函連絡船」が。

そう、昔、私はここでこうやって
函館行きの船がユックリ海にでるのを
手を振って見送ったんだっけ。


たったそれだけのシーンだけれど
こんなに懐かしいのは
その当時の思い出が一緒に湧き上がってくるから。
この懐かしい場所に、ダンさんと再訪できて良かった。
またひとつ、私の記憶箱ににダンさんとの思い出が加わった。
思いがけずに
記憶の糸がたどれた青森駅でのひと時も
そろそろおしまい。

北東北に週末だけの
スピード旅ではあったけれど
思ったよりも
ずっとずっと中身の濃い
充足感のある二日間だった。

帰りたくないね〜・・は、いつものセリフ。
また来ようね〜〜・・も、いつものセリフ。
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